【W杯】初出場でも世界と戦えることを証明したカボベルデ 指揮官「誇りに思う。我々の真価が示された」
◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 カボベルデ 2―3 アルゼンチン(2026年7月3日 マイアミ)
FIFAワールドカップ(W杯)初出場で決勝トーナメントに進出したカボベルデ(FIFAランキング64位)は連覇を狙う王者アルゼンチン(同2位)に延長の末、2―3で惜敗した。
前半29分にアルゼンチンFWメッシに先制点を許したものの、後半14分にMFのD・ドゥアルテが同点ゴール。延長前半2分に勝ち越されると、同13分にDFロペスカブラルのミドルシュートで再び追いついた。最後はオウンゴールで決勝点を与えて力尽きたが、王者相手の大健闘で強烈な印象を残した。
今大会のカボベルデは優勝候補スペインや強豪ウルグアイとも引き分け。引いてひたすら守るのではなく、最後まで集中力を切らさずにボールを奪う守備に、自陣からでもパスをつないで組み立てていく攻撃と、試合内容でも世界を驚かせた。ブビスタ監督は「チームを誇りに思う。彼らが努力してきたことを誇りに思う。我々のアイデンティティーを証明してくれた」と選手たちを称賛。「我々は祖国のために成し遂げたことを誇りに思うべきだ。世界王者相手に2度も追いつき、延長戦に持ち込んだのだから驚くべきことだ」と語った。
今大会から出場チームが48に増え、1次リーグで大差の試合が出たことに大会のレベル低下を指摘する声もある中、初出場国も世界トップと渡り合えることを強烈なインパクトとともに証明した。指揮官は「今回のW杯は我々の努力が報われた大会だった。我々の真価が示された。負けたのは残念だが、素晴らしい大会だった」と誇らしげだった。

