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 ◇W杯北中米大会決勝トーナメント1回戦 オーストリア 0―3 スペイン(2026年7月2日 ロサンゼルス)

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会決勝トーナメント1回戦は2日(日本時間3日)に行われ、オーストリア(FIFAランク23位)がスペイン(同3位)に0―3と敗戦。同国歴代最多得点記録を誇る“英雄”FWマルコ・アルナウトビッチ(37=レッドスター)は後半15分から途中出場するも無得点。今大会を最後に代表引退を表明しており「これが最後だ。もう十分泣いた」と複雑な心境を明かした。

 アルナウトビッチは試合後のインタビューで感情が高ぶり涙。「試合終了のホイッスルが鳴った時、これが最後だと分かっていました。とても辛いですが、もう十分泣いたと思います」と言葉を絞り出した。

 “最初で最後のW杯”となった今大会は1次リーグ初戦のヨルダン戦で同国史上最年長出場記録を更新。それだけではなく得点も決め3―1の勝利に貢献。W杯における同国史上最年長得点者にもなった。さらに1次リーグ第3戦のアルジェリア戦(△3―3)でも今大会2点目を決めるなど活躍。1982年スペイン大会以来となる44年ぶり1次リーグ突破に大きく貢献した。

 08年10月に代表デビューを飾ってから18年間第一戦を走り続け国際Aマッチ出場は137試合に到達。同国最多得点記録保持者として代表通算49得点に伸ばして“第2の家族”に別れ。「スペインにおめでとう。僕たちは頑張った。スペインは素晴らしいチームだ。残念ながらうまくいかなかった。それでも、僕たちは自分たちのことを誇りに思える」と胸を張って大会を去ることになった。