サッカー日本代表・森保監督は去就語らず 続投が基本線も「少し休んで大会振り返る」 宮本会長も明言避ける「仮定の話はできない」
サッカーW杯北中米3カ国大会の決勝トーナメント1回戦で敗退した日本代表の森保一監督(57)が2日、羽田空港に帰国し、その後、都内で総括会見に出席した。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長と、山本昌邦技術委員長も同席。続投が基本線とされる中、去就については明言せず「自分に対して悔しくて残念」などと大会の総括を行った。
注目の去就は指揮官の口から明かされなかった。森保監督は今後について「少し休んで、まずは大会の振り返りをしっかりしなければいけない。今、決まっていることはそこまで」と話すにとどめ、宮本会長も「しっかりと手順を踏まない中で、仮定の話は今日の段階ではできない」と明言を避けた。
JFAは続投を要請する方向で、宮本会長は米ヒューストンで出国前に取材に応じ、正式な手続きには入っていないとしながらも「やっぱりそういった準備もしていかないといけない」と述べた。関係者によると、1日に開かれたJFAの強化部会では、日本代表の戦いぶりを前向きに評価する意見が多かったという。日本代表監督人事は技術委員会などでの議論を経て、理事会で正式に決まる。次回の理事会は23日に予定されている。
会見で森保監督はさまざまな感情をにじませた。1次リーグを2位で突破したが、決勝トーナメント1回戦でブラジルに1−2で逆転負け。3大会連続で1次リーグを通過した一方、5度目の決勝トーナメントでも初戦の壁を突破できなかった。コーチ時代を含めて3大会連続のW杯に「選手は勇敢に勇気を持って勝利を目指して走り抜いてくれた」とうなずき、結果については「自分に対して悔しくて残念。采配でチームを勝利に導くことができたらと考える」と受け止めた。
日本代表は2027年アジア・カップ(1〜2月、サウジアラビア)を控え、11年大会以来4大会ぶり5度目の優勝を目指す。山本技術委員長は「技術、規律、連動性のあるサッカーを一段も二段も上げてもらった」と手腕を高評価。森保監督も「個の成長を続けていけば未来は必ず世界一が取れると感じた」と手応えを口にした。日本代表が次の4年へ進んでいく。

