メ~テレ(名古屋テレビ)

食品の値上げ、7月は2500品目を超える見通しです。中東情勢に伴うコストアップ分の転嫁が広がるなか、影響は朝食にも。名古屋のスーパーで取材しました。

パン類1年半ぶり値上げ

「アイテムでいうと7~8割が上がる感じですね。」(ウオダイプラス 牧野学部長)

小麦粉の高騰などを受け、大手製パンメーカー3社は7月1日の出荷分からパン類を1年半ぶりに一斉値上げします。

名古屋のスーパーが決断「食パンは価格据え置き」

名古屋市緑区にあるスーパー「ウオダイプラス」では、メーカーの値上げを前に、ある決断をしました。

「菓子パンなどを少しずつ値上げするのは仕方ないと思っていますが、食パンだけは、据え置きの価格で販売する予定です」 (ウオダイプラス 牧野学部長)

7月1日から菓子パンは10円から20円値上げをしますが、食パンは161円のまま、しばらく価格を据え置きます。

実は仕入れ価格に合わせて3月に食パンを20円ほど値上げしたところ、売り上げが半減。先月、価格を戻したばかりでした。

Q.なぜ食パンの価格を据え置きにしたのか

「うちの店舗では、食パンがパンの中で1番販売点数が多い。売れない日でも200袋、売れる日は500~600袋が売れる。店としてはちょっと苦しいけれど、なんとかギリギリのラインでやっていこうと思います」(牧野部長)

お客さんもパンの価格には敏感です。

「あまり値段を上げてほしくない。毎日のことだからね。パン派だから、とてもじゃないけど外せれない」(買い物客)

「息子が2人いて、夕飯が学校で遅くなる時にパンを持たせるので困る」(買い物客)

企業努力だけでは値上げの波に追いつかない

さらにパンにあう朝食の定番食材、ハムやウインナーも7月1日からメーカー出荷価格が値上げされます。

こちらの店でも7月1日からハムを10円値上げ予定。

ただ、ウインナーは当面、価格を据え置くことにしました。

「ロースハムもたくさん使われるとは思うんですけれども、それよりも多分『ウィンナー』の方がたくさん使われると思いますので、そういったものにできるだけ注力したい」(牧野部長)

ただ、企業努力だけでは値上げの波に追いつかないといいます。

「やっぱり他店が例えば50円、100円上げるところをできるだけ抑えて、10円とか20円にするんですけど、そこはどうしても仕方がない。ずっと上げずにいくのは絶対無理なので、少しずつ上げざるを得ない」(牧野部長)