アントン(3番)のGKヒル(12番)へのファウルが取られ、勝ち越し点は取り消された。(C)Getty Images

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 ドイツ代表は現地6月29日、北中米W杯の決勝トーナメント1回戦で、パラグアイ代表とボストン・スタジアムで対戦。1−1でPK戦までもつれ込んだ末に敗れ、まさかのラウンド32敗退となった。

 ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるチームは、42分にフリオ・エンシソに先制点を浴びた後、54分にカイ・ハバーツが同点弾を奪うも、勝ち越し点は挙げられなかった。

 しかし、延長に入って102分にゴールネットを揺らしていた。CKからヨナタン・ターが打点の高いヘッドで叩き込んだのだが、ヴァルデマー・アントンが相手GKオルランド・ヒルを妨害したとしてファウルを取られ、ノーゴールとなってしまったのだ。

 もっとも、非常に際どいジャッジだったなか、38歳の若き名将ナーゲルスマンは「取り消すなんて、スキャンダルだ。何を見ていたのか、全く分からない。冗談にもほどがある」「完全なスキャンダルだ」と激怒した。
 
 また、解説を務めたユルゲン・クロップ氏も不満を露わに。英公共放送『BBC』によれば、2024年までリバプールを率い、今は現場を離れているドイツ人指揮官は、セットプレーを大の得意としているアーセナルを引き合いに出し、こう言い放った。

「もしそのゴールが反則なら、アーセナルはイングランド王者にはなれないだろう。彼らは得点の60%をそのように決めているのだから」

 3大会連続で16強入りを逃したドイツにとっては、極めて痛恨の得点取り消しとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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