クビアカ対策で住民が薬剤散布 群馬・みどり市
樹木を食い荒らすクビアカツヤカミキリからハナモモの木を守ろうと、みどり市で地元の住民が薬剤の散布を行いました。
みどり市東町の小夜戸・大畑花桃街道や、わたらせ渓谷鐵道の神戸駅周辺には、約7000本のハナモモが植えられています。毎年4月上旬から中旬にかけて白やピンク色の花を咲かせ桃源郷としても親しまれる観光名所です。
しかし、サクラやウメなどの樹木を食い荒らす特定外来生物クビアカツヤカミキリの被害が全国で深刻化する中、みどり市のハナモモも昨年度、34本で被害が確認されました。
クビアカツヤカミキリは幼虫が木の中を食い荒らして枯らせてしまうほか、成虫になると移動して卵を産み被害が拡大するとされています。
29日には成虫の産卵期に合わせ大切な観光資源を守ろうと建設会社の協力を得て地元の住民など約20人が集まりました。
薬剤は樹木医の監修をもとにみどり市が提供した殺虫剤が使用され、昆虫には効果を発揮する一方、人の体やペットなどには影響が少ないとされています。作業では軽トラックの荷台に薬剤を積み込み、ハナモモの幹を中心に丁寧に吹き付けました。
薬剤の散布は、来月下旬にも行われ今後効果を検証するということです。
