楽天・前田健太

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 「楽天2−0西武」(25日、楽天モバイル最強パーク)

 楽天の前田健太投手が先発マウンドに上がり、雄たけびをあげながら150キロを連発。3919日ぶりのNPB勝利投手へ、7回を3安打無失点に抑え、日本球界復帰後初勝利。九回を締めた藤平からウイニングボールをもらうと笑みを浮かべてタッチをかわした。

 立ち上がりから力強いストレートを投じた前田。初回を三者凡退に仕留めると、二回は先頭に安打を許すも落ち着いて後続を打ち取った。

 そして味方打線が2点を先制した直後の三回。2死から打順が1番にかえってカナリオを打席に迎えた。ここでカウント2−2から151キロでファウルを打たせ、続く6球目の150キロのアウトローで見逃し三振に仕留めた。

 2球とも雄たけびをあげながらの熱投。序盤3イニングを無失点に抑え、主導権を引き寄せた。四回も2番から始まる上位打線に対し、滝沢に粘られるシーンはあったが、きっちりと三者凡退に仕留めた。

 そして勝利投手の権利がかかる5回のマウンド。桑原にフルカウントまで粘られたが捕邪飛に打ち取った。平沢を一ゴロに仕留めてベースカバーに入った後には思わず充実の笑みを浮かべた。そして渡部のピッチャーライナーを平然とした表情でキャッチし、勝利投手の権利を引き寄せた。

 六回は三者凡退に抑え、七回には2死二塁から平沢に右翼ポール際へあわや同点2ランの大ファウルを浴びたが動じず。しっかりと低めの変化球で二飛に打ち取り、114球の熱投でマウンドを降りた。

 前田は6月17日の阪神戦以来、今季7度目の先発マウンド。ここまでは0勝3敗で防御率4・56だったが、今季最長イニングの快投だ。チームは完封リレーで吉井監督就任後初の3連勝となった。