マリスト中で男子生徒が同級生から受けた暴言、暴力など8件を「いじめ」と認定 学校側も「生徒が学校にいられなくなる」…対応に問題ありとの指摘
熊本市にある熊本マリスト学園中学校で、男子生徒に対するいじめ8件が認定されました。
「被害者に寄り添った学校の体制を求めたい」。22日、両親が語りました。
この問題は、2023年に熊本マリスト学園中学校に入学した男子生徒が、複数の同級生から暴言や暴力を受けて適応障害などを発症し、2025年3月に転校したものです。
学校や熊本県などによりますと、2024年10月、保護者が「重大事態」を申し立てました。
報告書では、2023年4月から翌年10月にかけて、男子生徒が同級生に抱えられて振り回され、頭にけがをしたものや、「きしょい」などの暴言、グループチャットでの悪口など8件について、「『いじめ』による精神的な苦痛を感じていた」と認定。
また、教員が保護者に対して、「生徒が学校にいられなくなる」と発言し、委員会設置の取り下げを求めたことなど、学校の対応にも問題があったと指摘しました。
保護者は、22日、記者会見を開き、学校に話し合いを拒否されたと述べました。
■男子生徒の父「被害者を苦しめるようなことはやめていただいて、被害者によりそった形での学校の体制を構築していただきたいというのが私たちの願いです」
男子生徒は高校に進学した今でも、PTSDなどの症状で通院を続けているということです。
熊本マリスト学園は、「報告書の内容を真摯に受けとめ、再発防止に向けて出来ることを誠実に取り組んでいきたい」とコメントしています。
