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 長崎市教育委員会が9月の運用開始に向けて整備している給食センター2か所について、稼働前に行う調理や配送などのリハーサルで調理される約2万9000食の多くが廃棄される可能性があり、16日の市議会一般質問で「食品ロスにあたる」と対応を疑問視する意見が出された。

 市教委は必要な手順として理解を求め、極力、廃棄を減らすよう努める考えを示した。

 市教委は中部(川平町)と南部(香焼町)で市内の小中学校向けの給食センターを整備している。給食提供開始を前に、調理や配膳、運搬など一連の流れを確認するリハーサルを予定。8月中下旬に、中部で3回計約2万4000食、南部で2回計約5000食を調理する計画という。

 市教委の説明では、このうち、先行して実施する約1万3000食分は、手順の確認に時間がかかり、国が定めた基準の2時間以内の喫食ができないため、廃棄は避けられないと判断。本番同様の約1万6000食分を調理する最終リハーサルは、学校に登校日設定などを呼びかけ、廃棄を減らすように努力しているとした。

 一般質問で池田章子議員(市民クラブ)は「食教育の場でフードロスを出すなんて、子どもたちに顔向けできない」と批判し、調理食数の変更などを求めた。

 これに対し、西本徳明教育長は他都市でも同様の対応をしていると説明した上で、「食品ロスは非常に重要な課題。リハーサルに合わせてテスト日や登校日を設定してもらうよう各学校に協力してもらいたい」と述べた。