「みんなが求めるゴール」なでしこ谷川萌々子、弾丸ミドルシュートは「人生トップ5に入る」“ゴラッソ製造機”がまたも衝撃弾

【国際親善試合】日本女子代表 5−0 南アフリカ女子代表(6月6日/ヤンマーハナサカスタジアム)
大きな手応えを感じた一撃だった。なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)のMF谷川萌々子が、衝撃的な弾丸ミドルシュートの感触を振り返り、「人生トップ5に入るゴール」と笑顔を見せた。
なでしこジャパンは6月6日、国際親善試合で南アフリカ女子代表と対戦し、5−0の快勝を収めた。狩野倫久新監督の正式初陣となったこの試合で、最前線(事実上のゼロトップ)で起用された谷川は、29分に衝撃のスーパーゴールを突き刺す。
敵陣の左サイドでDF北川ひかるからスローインのボールを引き出した谷川は、相手のプレッシャーを華麗に反転してかわす。そのまま顔を上げて斜めに突き進むと、約20メートルの位置から右足を一閃した。
放たれたシュートは鋭く伸び、アウト回転しながらゴール右隅へと突き刺さった。南アフリカのGKアンディレ・ドラミニはまったく反応できず、ガックリと肩を落とすしかなかった。
試合後のミックスゾーンで谷川は、「ターンした時に相手のバックラインが引いていたので、シュートを打てる時間があった」と得点シーンを回顧。「(代表通算7ゴール目だが)代表でゴールを決めるのは本当に特別なこと」と喜びを噛み締めた。
ゼロトップ起用にも手応え

谷川は過去、2024年7月のブラジル戦(パリ五輪)や2025年2月のコロンビア戦(シービリーブスカップ)などでも驚愕のスーパーゴールを叩き込んできた。今回のゴラッソにもSNSのファンたちは大興奮。「ゴラッソ製造機」「これぞ谷川ゴラッソ」「男女含めてミドルシュートが日本人歴代最高クラスじゃないかなって思いました」「もうキャプテン翼よ」「谷川さんって感じのゴール」「こんなのばっかだから偶然じゃない」と絶賛の嵐となった。
そんな中で本人は、照れながらも「(自分の人生のゴールの中で)トップ5には入る。みんなが求めているようなゴールを再現できてよかった」と手応えを口にした。
今回の最前線(ゼロトップ)での起用については、「個人的にはゼロトップなのかなと感じている。キャンプが始まる前から狩野さんと話していた」と明かす。なでしこジャパンで起用されてきたインサイドハーフ、トップ下、ボランチなどの比較を聞かれると、「フォワードだから、最前線だからというのはあまり関係ないが、(相手の)ライン間でボールを受けて、アシストだったり自分で打開してシュートへ持ち込める今のポジションの方がやりやすい」と新布陣への適応に自信を覗かせた。
6月9日に行われる南アフリカとの第2戦(国際Aマッチ扱いのトレーニングマッチ)でも、“ゴラッソ製造機”谷川の鮮烈な一撃に期待したい。
