JRT四国放送

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「徳島全体を楽しめるテーマパークとして、徳島ラーメン作り体験をするスポットをつくる」

「コンテンツがよければ来る人は来る、ただそれは関西と同じでは関西で止まる」

「昼と夜、時間のゾーニングをしっかりと分ける。ヘルシーなナイトスポットを作ってみるのはどうか」

次々と飛び出す、理想の施設像。

2月16日、「あすたむらんど徳島」の未来をめぐり、熱い議論が交わされました。

四半世紀の時を経て描かれる次なる一手は果たして?

【スタジオ2S】
(小玉アナウンサー)
「ここからは、県政担当の浦川記者です」
「われわれにもなじみ深い『あすたむらんど徳島』、大きな岐路に立っているようですね」

(浦川記者)
「そうなんです。2026年7月に開園25年を迎えることもあり、県は施設の大幅なリニューアルを検討していて」
「先ほどVTRで見ていただいたように、有識者や学生らによる検討会議も設置されています」

あすたむらんど徳島は2001年7月に板野町に開園した、「科学と自然をテーマ」とした体験型の県立公園です。

県が当時、約230億円を投じた大型の公共事業でした。

2006年からは指定管理者制度の導入に伴い、民間企業が施設の管理運営をおこなっています。

(浦川記者)
「あすたむらんどは一部の施設を除き、無料で利用できることが大きな魅力で、年間平均で約43万人、これまでにのべ1000万人以上が来園しています」

(小玉アナウンサー)
「週末は特に家族連れらで賑わっている印象もありますが、なぜ今、リニューアルが検討されているんでしょうか」

(浦川記者)
「はい、県は大きな理由として3つ挙げています」

入園者が43万人前後で推移する一方、有料施設のこども科学館やプラネタリウムの入館者数は減少傾向にあります。

県は施設の老朽化や展示内容のマンネリ化を要因として挙げていて、時代に合わせた展示内容の刷新を目指すとしています。

2つ目が、新たな利用者層の獲得です。

人口減少や少子化の影響を踏まえ、今後はファミリー層に加え、若者や観光客など新たな利用者層の掘り起こしが必要としています。

そして3つ目が、持続可能な運営体制の確保です。

現在の管理・運営経費は県が負担していて、その額は年間約6億円に上ります。

県の財政が厳しさを増す中、持続可能な施設運営を図るため、入園料や駐車場代の有料化も検討されています。

(小玉アナウンサー)
「どれも長年利用される施設だからこその課題ですよね、一方で利用者からはどんな意見が上がっているんでしょうか」

(浦川記者)
「県が行った県民アンケートによると、新たなアトラクションや遊具のほか、職業体験や人材育成をテーマにした施設を作ってほしいという声も寄せられているようです」
「私も実際に来園している人に、話を聞いてきました」

(来園者)
「新しく何かをつくるというより、壊れたり、老朽化しているところが多いので」
「(全部)無料だと老朽化の対応とかが難しいというのは理解できるので、駐車料金例えば200円とか取る分には別にいいんじゃないか」

(来園者)
「公園って感じのところで入園料とかってなると、ちょっと来づらくなる」

(大阪から初来園)
「すごく良いなって思いました、広いし。こんなところは大阪にあまりないので」
「周知・広報(が足りない)全然知らなかったんでここ」

(来園者)
「バーベキューとか出来たらいいんじゃないか」

(来園者)
「カフェ的なゆっくりできるスペースが(欲しい)」

(来園者)
「エリアごとでここは有料やけど、ここは無料とかだったら、有料のところは、その設定された金額で行きたい時に行くというのはありだが、入口からお金かかるとなると、ちょっと遠のくかもしれない」

(小玉アナウンサー)
「さまざまな意見がありましたが、リニューアルに向け、今後は何が焦点になってきそうですか」

(浦川記者)
「リニューアルが検討される中で、特に注目されているのが『有料化』の是非だと思います」

有料化には運営の安定化という側面がある一方で、これまで気軽に利用してきた子育て世代などからは不安の声も聞かれました。

ハード面の整備はもちろんですが、有料化するなら支払い以上の価値をどう提供するのかが、大きなポイントになってくると思います。

(浦川記者)
「単に設備を新しくしたり収益性を追求するだけでは、長年親しまれてきた『あすたむらんど』の良さが失われかねません」
「何よりも『利用者目線』に立った議論が進むことを願います」

(小玉アナウンサー)
「ここまで浦川記者でした」