マンガやアニメ、有名人などの聖地になっている神社とは?【神社の話】

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マンガやアニメ、有名人などの聖地になっている神社とは

祭神とは関係なく人気となった神社

有名人ゆかりの神社に信奉者(ファン)が参詣するということは古くからありました。たとえば、松尾芭蕉は敬愛していた西行*の足跡を訪ねて各地の社寺・歌枕を訪れています。今風にいえばロケ地巡り・聖地巡礼です。しかし、マンガやアニメの舞台になった神社を「聖地」と呼ぶようになったのは2000年以降のことです。社会現象化したのは埼玉県久喜市鷲宮を舞台にした『らき☆すた』のブームがきっかけのようです。 作品に登場する鷲の宮神社にはファンの参拝が増え、久喜市商工会主宰のお祭りには、らき☆すた神輿まで登場するようになりました。。

最近の例では新宿区の須賀神社でしょう。アニメ映画『君の名は。』の名場面にその参道が使われたことから、海外からもファンが訪れるようになり、連日何人もの人が記念撮影を行ないました。また、『鬼滅の刃』のヒットにより、主人公の竈門
炭治郎と名が似た宝満宮竈門神社(福岡県太宰府市)にもファンが参拝に訪れるようになりました。絵馬掛けには『鬼滅の刃』の登場人物を描いたものが数多く奉納されています。

名前の類似で参拝者が増えたという現象は、芸能人・スポーツ選手でもあります。 たとえば、兵庫県神戸市に鎮座する弓
弦羽神社。熊野三山の神様を祀る神社ですが、フィギュアスケートの羽生結弦のファンの聖地となっています。アイドルグループ嵐のメンバーの名前に似た神社はファンの間では嵐神社と呼ばれ、巡礼も行なわれているそうです。 滋賀県栗東市の大野神社、京都府城陽市の松本神社、大阪府堺市の櫻井神社、兵庫県神戸市の二宮神社、福井県あわら市の相葉神社などです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 神社の話』著: 渋谷申博