YouTubeチャンネルで人気の投資戦略アドバイザー・鳥海翔が、新動画「iDeCo大改正!掛け金が増えたことによるメリットについて解説します!」を公開。2025年税制改正大綱によって決定したiDeco(iDeCo)の掛け金増額の本当のメリット・デメリットについて、鳥海氏が徹底シミュレーションしながら「iDecoを受け取るがゆえに、税金を54万円毎年多く払う必要が出てきます」と鋭く指摘した。動画冒頭、鳥海氏は「iDeco改正は笑わなのか?iDecoの受け取り方、徹底シミュレーション!」と題し、一見お得に見える掛け金枠拡大の裏に潜む“課税リスク”を説明。「掛け金が上がることで節税効果は確かに増えるが、受け取る際の課税が大きなネック」と語り、表面的なメリットだけを鵜呑みにすることの危険性を強調した。

動画の中盤では、具体的なシミュレーションを交え「仮に年利5%で30年運用し6万2000円を積み立てた場合、元本1500万円が約5000万円に膨れ上がるが、非課税枠は最大1500万円。そうなると、激しい課税負担が待ち受ける」と解説。さらに、「特定口座やNISAと比べて、本当にiDecoは得なのか?」という疑問にも切り込み、「年収1000万円以下の方はNISAの方が有利。逆に年収1000万円超ならiDecoが得というシミュレーション結果」と、属性次第で損益が大きく変動するリアルを示した。

また、退職金とiDecoの受け取りタイミングがずれる「最悪パターン」についても鳥海氏は言及。「受取年がズレることで非課税枠がリセットされ、例えばiDecoを退職金の5年後に受け取ると、3000万円のうち税金が1100万円もかかる」というインパクトあるシミュレーションで視聴者に警鐘を鳴らした。その上で「退職金とiDecoを必ず同じ年に受け取るべし」と助言を送っている。

一方、やむを得ず同年受取ができない人には「iDecoは年金受取にするのが有利」と推奨。ただし「その場合でも年間約54万円多く税金を払うことになり、20年間なら1086万円もの増税インパクトに直面する」と、メリット・デメリットをバランス良く整理。「それでも、年金一括よりは手取りが増える」と実情も補足した。

動画の最後には「iDecoの改正は、収入・年齢・退職金の有無など個人の状況によって良し悪しが全く異なる“個別論”だ」と繰り返し、「今回の動画を2、3回見返して、自分の場合はどうなのか考えるきっかけにしてほしい」と呼びかけ「また次の動画でお会いしましょう」と締めくくった。

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