人気動画シリーズ『#脳教室 自分も他人も、簡単にラベリングしないこと。』で、脳科学者・茂木健一郎氏が「自分が何かなんて分かるわけねえんだよ」と率直な見解を示し、多様性社会におけるラベル付けの弊害について自らの考えを語った。

茂木氏は、「多様性っていう時にさ、その、自分が何だか分かるとかね、他人が何だか分かるってことを前提に始めることは、俺はどうなのかなと思うんだよね」と発言。“Identity(アイデンティティ)”やラベリング(カテゴライズ)について、「そのことが逆に、この世の中を不自由にしてる気がするわけ」と問題提起した。

茂木氏は、社会で一旦ラベルが貼られると、「そのラベルのように生きなくちゃいけないんじゃねえかって思わされる」と語り、個人の生き方や多様性の本質について疑問を投げかける。また、「アイデンティティのラベルって、別に貼らなくてもいいんじゃないの?」と自論を展開し、「この人はどういう人か分かんないよねって。俺もどういう人か分かんないし、みんなどういう人か分かんないよねってとこからスタートするのも、僕は一つあると思うんだよね」と話す。

「そういう風にすることによって、解放される、生きる可能性っていうのは、僕はあると思う」とし、「むしろそういう風に、お互いにそんなに簡単にラベル付けしない世の中の方が、僕はより自由で、ゆらかで、広い世の中だと思っています」と締めくくった。

動画のラストでは、「簡単に。他人も自分もラベル付けしないようにしようね」と呼びかけ、視聴者に“考えるきっかけ”を与えている。

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