中国から金銭受領し台湾で軍人取り込み 中国ごまインストラクターに懲役10年6月の判決
起訴状によると、男は2020年、中国ごまの公演の機会を求めて中国を訪れた際、中国の情報工作員に吸収された。その後、中国側の人物を通じて闇市場などを用いて中国の資金を少なくとも570万台湾元(約2800万円)余り受け取った。男は22年には台北市士林区で部屋を借りて組織の拠点とし、退役・現役軍人、海洋委員会海巡署(海上保安庁)隊員を取り込んだ。さらにこれらの軍人や海巡署隊員を通じ、飲食によるもてなしや金銭報酬を与えるなどして現役軍人の同僚や友人に接触し、組織に取り込んだ。軍人やその友人7人の取り込みに成功し、11人に対しては未遂に終わった。
台北地裁は差し戻し審で、インストラクターの男の他9人にも有罪判決を言い渡した。
(林長順/編集:名切千絵)
