脳科学者・茂木健一郎氏が「過剰さこそが、ある人の良さを支える」と題した動画で、自身と長野智子さんとの対談エピソードを交えつつ、芸能界や人間の卓越性を支える“見えない部分”について独自の見解を語った。

動画冒頭、茂木氏は「昨日、長野智子さんとある場所で対談した」という出来事を紹介。長野さんについては、「ひょうきんアナウンサーっの3代目だったんだね」「その後、非常に大事な報道の仕事をされて、とても素晴らしい活動をされてる方」と、その多岐にわたる業績を称賛した。

対談で話題となったのが“芸能界で生き残る人”について。長野さんは「まともな人しか芸能界に残れない」と述べたそうだが、茂木氏は「これは面白い観点だな」と共感しつつも、同時に「やっぱり過剰さっていうのはすごく重要」と持論を展開した。

さらに茂木氏は、「たけしさんとかタモリさんの収録現場では、放送では使えないことをあえておっしゃるんですよね」と人気タレントの現場での振る舞いを例に挙げる。「使えないトーク」によって場の雰囲気が一変し、「オンエアで残るトークが一気にツヤが増す」とし、「見える勢いは、実は見えないところによって支えられてる」と強調した。

また、「何かが卓越してる人って、その卓越しているところ以外のところに秘密があったりするんですよね」と分析。「そういう過剰な部分があって初めて、皆さんの前で“はいどうぞ”と出せるものがある」と語り、「過剰さってやっぱ僕大事やなっていう風に思います」と締めくくった。

動画のラストでは、「見えていないものにこそ秘密がある。そうした部分を大事にすることが、人の良さや才能の根源になる」と改めて力を込め、茂木氏の独自視点が際立つ内容となっていた。

チャンネル情報

一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。