「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(5月15日(木)〜5月21日(水))注目した数字をご紹介します。

15億人

Google検索、15億人が「AI Overviews」を活用

Googleは、「AI Overviews」をすでに15億人以上のユーザーが利用していると発表した。AI Overviewsに加えて、Googleは新たに「AI Mode」を米国で正式に提供を開始した。Gemini 2.5を組み込んだ検索アルゴリズムの導入など、AIを軸にした検索体験の刷新を加速している。一方で、ブライトエッジ(BrightEdge)の調査によれば、こうしたAI要約の普及により、Google検索からのクリック率は過去1年間で約30%減少している。AIの利便性が高まる一方で、インターネット全体のトラフィック流動に大きな変化が生じている(apnews.com)。

6億1600万ドル

トレードデスク、1Q売上は前年同期比25%増

ザ・トレードデスク(The Trade Desk、TTD)の2025年第1四半期における売上高は、前年同期比25%増の6億1600万ドル(約885億7700万円)だった。同社はオープンインターネットを軸とする広告戦略の強化により、堅調な成長を維持している。調整後のEBITDAは2億800万ドル(約299億9152万円)を超え、市場コンセンサスを大きく上回った。今後は、共通IDソリューション「Unified ID 2.0」やプレミアムパブリッシャーハブ「オープンパス(OpenPath)」の推進、シンセラ(Sincera)の買収によるデータインサイト強化を通じて、市場シェア拡大を図る見込みだ(thetradedesk.com)。

70%

ビジネスインサイダー、多くの社員がChatGPTを日常業務に活用

ビジネスインサイダー(Business Insider)では現在、全社員の約70%がエンタープライズ版ChatGPTを定常的に利用している。これは、4月末に開催された全社会議で明らかにされたもので、同社はさらに全社員による「100%活用」をめざし、トレーニングやリソース提供を進めている。編集領域では、草案作成ではなく資料分析や下調べでの活用が中心とされるが、社内ポリシーはまだ策定中で、明確な運用ルールがないことが一部で混乱を生んでいるという。労働組合は「AIが人間の仕事を代替すべきではない」と述べ、関与の必要性を訴えている(niemanlab.org)。編集/坂本凪沙