脳科学者の茂木健一郎氏が、「人はそれぞれの役割を演じている」と題した動画を更新し、社会における役割と人間性について考察を行った。動画内で茂木氏は、「人はさまざまな職業において、特定の役割を担っているが、その向こうにいるのは職業ではなく人間だ」と語る。茂木氏自身、「役割でその人を見るのではなく、その人自身を見たい」とのスタンスを表明した。

茂木氏は、タクシーの運転手やウーバーのドライバーとの対話を例に出し、「彼らがどのような背景をもってその役割を担っているのかに思いを馳せることが大切」と述べている。「総理大臣もまた、その役割を演じているだけで、本質的には同じ人間である」と強調し、そのような考え方を持つことで「より人に優しくなれる」との見解を示した。

さらに、茂木氏は「学校で役割を超えた人間性を教えるべきではないか」と問いかけ、「お互いに人間に対して優しくなれる社会を目指すことが大切だ」と主張した。

動画の締めくくりでは、トランジット中のドーハの空港で「旅行者という役割をこなしている」としつつ、「さまざまな役割を持つ多くの人々が地球上に存在する」と感慨を述べ、「お互い人間として優しくあるべきだ」とのメッセージで結んだ。

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