BCNランキングの電子文具部門で上半期No.1を獲得したキングジム

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 全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月に上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2025」(24年1〜12月集計値)の中間発表でもある。電子文具で24年上半期(1〜6月)を制したNo.1メーカーのキングジムに、上半期の振り返りと今後のイチ推し製品について聞いた。

●新感覚の電子メモ



 「BCNランキング」の電子文具部門で上半期No.1を獲得したキングジム。上半期を振り返った感想は、「スイスイ書いてパッと消せるふせんみたいにやわらかな新感覚の電子メモ『ブギーボード ペーパリー BB-18』を2月28日に発売し、好評を得ている」という。

●キングジムのイチ推し製品は「ブギーボード ペーパリー」



 下半期に向けたイチ推し製品については、「ブギーボード ペーパリー」となる。

 推しのポイントについて、「ブギーボード ペーパリーは、何度も繰り返し使える次世代の『電子ふせん』として、紙のようにやわらかく軽い電子ふせんで、保管時は重ねてかさばらずに収納できます」とのこと。専用スタイラスの上部を本体に当てるだけで瞬時に画面を消去でき、1回の電池交換で約10万回使用することができる。

 また、本体にマグネットが内蔵されているため、ホワイトボードや冷蔵庫などに貼り付けができるほか、付属のステンレスシールを使用すればスチール面以外に張り付けることも可能だ。「S」と「M」の2サイズ展開で、各サイズともアオとオレンジの2枚セットのため、案件や仕事の優先順位などで色を分けて管理することもできる。

 さらに、専用スマホアプリ「Boogie Board SCAN」に対応し、ブギーボードに書いた内容を画像データとして保存でき、テキストを加えるなどの編集が可能だ。「データ化した画像は、フォルダでの管理や共有ができます。ブギーボード ペーパリーのほか、ブギーボード各機種でもご利用いただけます」としている。