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バッキー・バーンズ、再び(MCU)に帰還。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)に続いて4年ぶりの再登場は、異色のチームアップ映画『サンダーボルツ*(原題)』だ。はぐれ者のアンチヒーローたちがミッションに挑む本作で、バッキーはチームのリーダー役を担う。

演じるセバスチャン・スタンは、サンディエゴ・コミコン2024のステージにて、バッキー役の再演を「まるで9回目の人生のよう。あと何回残っているんだろう」と。英でスタンが語ったところによると、このコメントは言わずもがな「いい意味」。本作のバッキーは“新たな居場所”を見つけたような状態だという。

「まさかこのチーム(サンダーボルツ)で戻ってくるとは思ってもみなかったけれど、僕のキャラクターにとっては素晴らしい旅路になりました。彼(バッキー)は今、とても楽しい場所にいます。僕が思うに、ここが正しい居場所なのでしょう。映画を観るとわかりますが、僕たちはみんな変わり者の集団。彼はそのなかにぴったりフィットしているんです」

思えば『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以来、バッキーはMCUでも唯一無二の物語をたどってきた。キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの親友として、紆余曲折ありながらも『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)までは“スティーブありき”の人生を送ったのち、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では自らの物語に踏み出したのだ。ファルコン/サム・ウィルソンが2代目キャプテン・アメリカに就任した今、バッキーも新たなポジションでMCUに帰ってくる。

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サンダーボルツのメンバーとして出演するのは、レッド・ガーディアン役のデヴィッド・ハーバー、エレーナ・ベロワ役のフローレンス・ピュー、ジョン・ウォーカー役のワイアット・ラッセル、タスクマスター役のオルガ・キュリレンコ、ゴースト役のハナ・ジョン=カーメン。キャラクターも俳優陣も個性たっぷりだが、そこに「ぴったりフィットしている」ということは、バッキーにとって居心地のいい空間なのだろう。

映画『サンダーボルツ*(原題:Thunderbolts*)』は2025年5月2日に米国公開予定。長きにわたるバッキー・バーンズの物語、その新章としても注目したい。

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