インサイドハーフで攻守に奮闘する伊藤。写真:滝川敏之

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 開幕から2試合を終え、横浜FCは2分の成績。山口と1−1、大分と0−0。負けはしていないが、今季初白星はまだ掴めていない。

 そして得点は1ゴールのみ。堅実な戦いを見せる一方で、相手ゴールに向かう部分ではやや迫力不足な感は否めない。

 ここまでの2試合でいずれも途中出場のFW伊藤翔に、攻撃面の印象を聞けば次のように見解を示す。

「相手が長いボールを蹴ってきて、回収した時にみんながあんまり近い距離にいないのかな。それで攻撃が遅れて、相手に戻る時間を与えてしまっていると思う」
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 また、柔軟な対応にも言及する。

「あとは、たとえばキャンプからやってきた3人目の動きとか、すごく意識してやっているけど、ちょっとそれにとらわれているのかも。一発で行ければ、それでいい。そのあたりのさじ加減がもっと定まってくればいいと思う」

 チャンスがないわけではない。あとはそれを決め切るかどうかも重要になってくる。35歳の熟練アタッカーは「自分が出た時には、決められるようにしたい」と意気込む。

 2節の大分戦では87分に投入された伊藤。限られた出場時間で積極的にプレーに絡み、ワンチャンスを狙っていた。残念ながら目に見える結果は出せなかったが、それだけに期するものはあるはずだ。

 横浜FCは次節、9日にホームで山形を迎え撃つ。「マジで今年は勝ちたい。なんとしても勝ちたい」と奮い立つ男の今季初ゴールに期待したい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)