飲食店のフードテック導入は約81% 人気は「キャッシュレス」「検索・予約ツール」など満足度高く、今後は配膳ロボットも

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多くの飲食店がコロナ禍で非接触でのサービス提供を余儀なくされ、セルフオーダーやキャッシュレス、ロボットなど「フードテック」の導入が進む契機になった。では、実際にどのくらいの店舗がフードテックを導入しているのか、満足度はどの程度なのかが気になるところ。
顧客満足度向上プラットフォーム「ファンくる」を運営する株式会社ROIは、飲食店を対象に、フードテック導入についての意識調査(有効回答数31店舗)を2022年6月16日〜6月23日に実施した(以下、ファンくる(株式会社 ROI)調べ)。
●フードテックを導入している飲食店は81%
今回の調査でフードテックを導入している飲食店は81%あり、「キャッシュレス」「検索・予約ツールシステム」「デリバリーサービス」を導入しているところが多くあった。特に「キャッシュレス」は導入して良かったと実感しており、人件費削減、時間の捻出という部分で助かっているという回答が多く得られた。また、今後導入したいフードテックは「キャッシュレス」と「配膳ロボット」が最も多い回答
導入しなければよかったと思うフードテックはほぼなかったが、「検索・予約ツール」「モバイルオーダー」は実際にはあまり使いこなせていないという傾向が明らかになった。
【調査サマリー】:
1.飲食店の81%がフードテックを導入2.「キャッシュレス」の満足度が最多3.フードテックにおける利点は「人件費削減」と「時間の捻出」4.導入しなければよかったフードテックは「ない」が86%
●フードテックにおける利点は「人件費削減」と「時間の捻出」​
調査結果の概要は次の通り。
1. 飲食店の81%がフードテックを導入:

「キャッシュレス」「検索・予約ツールシステム」「デリバリーサービス」の導入が最多。
2.「キャッシュレス」の満足度が最多:

3.フードテックにおける利点は「人件費削減」と「時間の捻出」​:

4.導入しなければよかったフードテックは「ない」が86%:


●総評
フードテックを導入している飲食店は8割以上と多い結果となった。導入したことを後悔している飲食店は非常に少なく、全体的に高い満足度を示している。今後導入したいフードテックは「キャッシュレス」と「配膳ロボット」が最も多い回答となり、引き続き飲食店のフードテック導入の意向は高まりを見せそうだ。

【調査概要】:
調査方法:インターネット調査調査対象:飲食店回答数:31店舗(業態不問)調査時期:2022 年 6月16 日〜6 月23日調査項目:飲食店様向け実情調査アンケート設問数:12「ファンくる」(https://www.fancrew.jp/
)調べ