有終の美を飾ったコントレイル(20年4月撮影/写真:山根英一/アフロ)

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2021年11月28日に東京競馬場で行われたジャパンカップ(芝2400m)は、このレースで引退する1番人気のコントレイル福永祐一騎手)が優勝し、有終の美を飾った。レース後には引退式も挙行された。

20年に無敗のままクラシック三冠を制覇し、父ディープインパクト以来の無敗三冠を成し遂げたコントレイル。ただ昨年のジャパンカップでアーモンドアイに敗れ2着、21年の大阪杯と天皇賞(秋)でも敗れており、三冠達成の20年菊花賞以来の勝利を挙げた。

前年の雪辱を遂げた形になったラストレースの後、コントレイルが福永騎手と共にお辞儀をするような瞬間が捉えられ、ファンの話題となった。

騎手、迎えた助手とともに

トップでゴール板を駆け抜けたコントレイルがウイニングランのさなか、東京競馬場のスタンドの前で金羅隆調教助手に迎えられる。地下馬道に引き揚げる前にスタンドに向けて福永騎手がヘルメットを取り金羅助手とともにお辞儀をすると、コントレイルも頭を下げて一緒にお辞儀をしているようなしぐさを見せた。

映像や写真で捉えられた人馬一体の「お辞儀」は話題となってファンにより拡散され、SNSには、

「可愛い」
「お疲れ様でした」
「こっちまで泣いてしまいました」

といった感想もSNSに相次いだ。

共に三冠レースを制した福永騎手の涙のインタビューや、ウイニグランで馬体を何度も撫でていたわる姿と共に、ラストレースのワンシーンとしてファンの記憶に残ったようだ。