絵が上手いと評判の俳優・岡田健史(画像は『Kenshi Okada 岡田健史 2019年2月27日付Instagram』のスクリーンショット)

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俳優の岡田健史(21)が18日にインスタグラムを更新し、映画監督の宮崎駿氏とフランスの映画俳優アラン・ドロンの肖像画を公開した。今年6月には自身が出演した連続ドラマ『MIU404』のキャストを描いて注目されたが、今回の肖像画はそれとはまた別の趣を持つ作品だ。

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2018年10月放送の連続ドラマ『中学聖日記』(TBS系)で有村架純の相手役として鮮烈な俳優デビューを飾った後しばらくは出演作が少なかったものの、今年は映画やドラマに大活躍の岡田健史。ドラマ『大江戸もののけ物語』『いとしのニーナ』『これっきりサマー』で主演を務めている他、今年公開予定の映画5本に出演。現在公開中の映画『望み』では物語の鍵を握る高校生を演じている。

9月4日に最終回を迎えたTBS系連続ドラマ『MIU404』にも岡田は出演していたが、同ドラマでW主演を務めた綾野剛と星野源、そして麻生久美子と橋本じゅんの絵を描いて、6月22日にインスタグラムで披露した。いずれも特徴を捉えているだけでなく、岡田の独特のタッチが印象的だ。他にもインスタグラムに何枚もの作品を投稿している岡田には、「もう、画伯ですね!」「才能出しすぎだぞ!!」「健史画伯! 個展開いてください!!」などの声が集まっていた。

これらの彩色も大胆で少し抽象的な絵とは異なり、岡田健史が18日に公開したのは、黒いペンで描いたような写実的な肖像画2枚。1枚目は「宮崎駿様」として宮崎氏の顔を何本もの線を重ねて繊細に描いている。宮崎氏の穏やかな笑顔を髪の毛やヒゲも丁寧に描いた作品に、「そっくり!! めちゃくちゃ上手です」「すごい 似てる」「相変わらず素晴らしい画力!!」「岡田くん本当に絵が上手いね」「優しそうな感じ出てるぅー」「宮崎駿監督の人間味が伝わってくるなぁ」などコメント欄が沸いている。

岡田はかねてからスタジオジブリの作品が大好きなことを明かしているが、なかでも特に好きなのが『もののけ姫』だという。母親の影響で小さい頃からジブリ作品を観ていて、サウンドトラックもよく聴くそうだ。「宮崎駿様」と“様”を付けていることからも、尊敬の念と愛情を込めて肖像画を描いたことがうかがえる。

同日に岡田が公開したもう1枚はアラン・ドロン。映画『太陽がいっぱい』(1960年)で人気を博した現在84歳になるフランスの映画俳優で、彼の若い頃の肖像画を岡田は少し太めのペンで描いたようだ。アラン・ドロンと言えば“二枚目”と世間が認識するほどで、イケメンの代名詞とされる人気ぶりだった。岡田は10月1日に日本テレビ系情報番組『スッキリ』に生出演した際、MCの加藤浩次が岡田を見るなり「正統派の男前だねぇ〜」と口にしていた。時と国を越えてイケメンがイケメンを描いたわけだが、まだ21歳の岡田に「健史くんが、知っていることに驚く!!」という声もあった。

学生時代は野球に熱中するあまり、芸能事務所のスカウトを何年も断り続けたという岡田健史。スポーツだけでなく絵画にも秀でているようで、今後俳優以外にもどのような才能を開花するか興味深い。

画像は『Kenshi Okada 岡田健史 2019年2月27日付Instagram、2020年6月22日付Instagram「MIU404 IBUKI AI」「MIU404 SHIMA KAZUMI」、2020年10月18日付Instagram「宮崎駿様」「Alain Delon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)