購入時の「二度手間」感が大幅ダウンです!

 ANA(全日空)が2020年9月24日(木)、自社開発の航空券用の通信企画「NDC(New Distribution Capability)」を用いて、検索ツールのGoogleが提供する航空券を比較検索できる機能「Google フライト」上で、「Googleで予約」のサービスを開始したと発表しました。


ANAの飛行機(2020年、乗りものニュース編集部撮影)。

 これまで「Google フライト」でANA国際線の航空券を予約する場合、希望の日程や目的地を入力して検索した後、ANA公式サイトに移動、その後予約、購入手続きをする必要がありましたが、これが大幅に改良されます。

 今後は、ANAの公式サイトへ移動することなく、「Google フライト」の画面上で予約、購入といった一連の手続きが完了できるほか、これまで予約サイトやコールセンターを中心に受け付けていた事前座席指定サービスも「Google フライト」上で出来るように。

 また、Googleのアカウントにログインすれば、購入手続きの際に登録済みの氏名や連絡先などが自動で表示され、「Google Pay」にクレジットカードを登録していれば、決済情報も自動表示され、検索から決済までの手続きがよりスムーズになります。

 なお、このサービスは国際線航空券が対象となり、国内線航空券や国内、海外ツアーは対象外です。