WWDC 2020の中で、Mac向けOSの最新版となる「macOS Big Sur」が発表されました。新しいUIが採用され、これまでよりもさらにiOSやiPadOSに近い見た目へと進化を遂げます。

WWDC Special Event Keynote - June 22, 2020 - Apple - YouTube

macOSの記事作成時点での最新版は、16番目のメジャー版であるmacOS Catalinaです。



そして、2020年にリリース予定の17番目のメジャーアップデートはmacOS Big Surとなります。



macOS Big Surではデザインを一新し、パワーと使いやすさの両立を目指しています。



アイコンやボタン、コントロールが改良され、ウィンドウは奥行きのあるシェードを採用し、透明感のあるデザインになりました。



視覚的な複雑さを減らして、シンプルなデザインに。



ボタンやコントロールは必要な時のみ表示されます。



各種設定のアクセス、通知やウィジェットの表示も改良。



また、サウンドも新しいものに再マスタリングされました。



アプリアイコンのデザインも、これまでのMacユーザーが慣れ親しんだデザインをベースに遊び心を加え、新しくもMacらしさを忘れないものになっているとのこと。



デスクトップ全体はこんな感じ。



画面下部のツールバーが刷新されました。



Finderを開いたところ。サイドバーのデザインが進化。



フィルターの入力欄はクリックすると出現



画像データの確認も、ズームイン・ズームアウトも自由自在。アニメーションにはAppleのコンピューターグラフィックスAPIであるMetalを採用。



カレンダーやメモ



Podcastやミュージックなども新しいデザインに。



メニューバーのレイアウトは間隔が開き見やすくなります。



右上からはダークモードやNight Shiftへの切り替えが可能。



各種通知やウィジェット。「全デバイスを通じてデザインを統一する」というコンセプトで刷新されているため、iOSやiPadOSと似たUIとなりました。



メッセージは……



検索機能が強化されました。



さらに写真やビデオの共有も簡単に。



ミー文字もMac上で作成可能となりました。



iOSで追加されたメッセージのピン止め機能はmacOSでも可能で、ピン止めした情報は各デバイス間で同期されます。



マップはデザインが刷新されました。



また、自宅や職場、店などをお気に入りに登録し、1クリックで呼び出せるようになりました。



道順のガイドをMac上で作ることも可能。



Look Aroundで地図の上を歩きながら風景を楽しむこともできます。



また、目的地に向かう友人の到着予定時間を知る機能も追加されたとのこと。



なお、macOS Big Surに搭載されるマップアプリは、iOS向けアプリをmacOS向けアプリに移植できるMac Catalystで開発されているとのこと。



そして、Appleのウェブブラウザ・Safariでは、JavaScriptのパフォーマンスが劇的に向上したとのこと。



Google Chromeに比べて50%増しの速度で表示可能だとAppleは述べています。



また、Safariはトラッキング防止機能などプライバシー機能が強化されたブラウザであり、プライバシーについての情報が可視化されるようになったとのこと。Safariに搭載されたプライバシーレポートボタンをクリックするだけで、プライバシーレポートが表示されます。



また、Safariに保存されたパスワードの安全性も向上したとのこと。



さらにブラウザをより使いやすくする機能拡張も大きく変化。



macOS App Storeに、「Safariの機能拡張」というカテゴリーが加わります。



一方で、機能拡張はプライバシーを侵害することも。



そこで、Safariではブラウザの機能拡張を使うサイトを限定できるようになりました。



またスタートページのカスタマイズや新デザインのタブ、翻訳機能も追加されました。



macOS Big Surで追加される新機能一覧をまとめた画像が以下。なお、基調講演では触れられなかった機能も並んでいます。



なお、macOS Big Surの開発者向けプレビュー版が既に公開されています。

macOS Big Sur Preview - Apple

https://www.apple.com/macos/big-sur-preview/