水銀ランプ終了のパナソニック、LED照明で攻める
人手不足で電気工事士などの手配が難しくなる中、照明の再設置などの手間をなくせる点を訴求する。働き方改革の下で普及するフリーアドレス制オフィスへの需要もにらむ。
日刊工業新聞2019年5月22日
規制に先駆け20年6月に
パナソニックは17日、工場や倉庫の天井などに設置する水銀ランプの生産を2020年6月末に終了すると発表した。国際的な規制「水銀に関する水俣条約」により、水銀を使った照明の製造や輸出入が21年から禁止される。これに先立ち生産をやめ、発光ダイオード(LED)照明器具への置き換えを利用者に提案する。同社の水銀ランプの国内シェアは2位。年間20万本ほど生産している。
LED照明の価格は水銀ランプよりも2―3倍高い。一方、消費電力を5―7割減らせる。寿命も4万―6万時間と、水銀ランプより4―5倍長い。人手不足の中、高い天井にある照明を交換する手間を減らせる点を訴求する。パナソニックは蛍光灯照明器具の生産も19年3月末に終了する。すべての照明を対象にLEDへの置き換えを進める。
日刊工業新聞2018年10月18日
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