認知症の病態を早く正確に診断する画像を!
頭部用PETは、患者に放射性物質を含む検査薬を注入。脳に集まった薬剤の代謝や物質の状態を検出し、断層画像化する。開発したモジュールは、MPPCと放射線が当たると発光するシンチレーター、信号処理用回路などで構成。MPPCは高感度で時間分解能に優れる。さらに、冷却方式に放熱効果の高い水冷式を採用し、低ノイズのきれいな画像取得を可能にした。PET装置の頭部を覆う円筒形状の部分に28個のMPPCモジュールを並べた検出器リングを4層にして搭載する。
今後、世界的に高齢化が進み、認知症患者が増加すると予測される。頭部用PET装置は認知症の早期発見のほか、他の病気や未知の領域を多く残す脳機能の解明に寄与する可能性もある。
