IT機器の保守を“AR・VR”が変える
基幹系の製品はそもそも故障がほとんどなく「保守のスキルを磨く機会が少ない」(富士通エフサス)のが実情。VRであれば実機では難しいトラブルを再現することが可能。交換手順などをVR画面上で何度も復習することでスキル維持にも役立つ。加えて、実機での研修に比べ、出張費や時間を削減できる。
首都圏などでの実証を踏まえ、18年度内に全国展開する予定。VRを活用した教育の受講者はUNIXサーバーとメインフレームを合わせ、延べ400人を見込む。
ARを活用した保守サポートは業務用プリンターで先駆ける。富士通製のカメラ付きHMDをCEに装着させ、現場の映像を遠隔のサポートと共有できるようにする。サポート側で映像にマーキングすると、現場のディスプレーに表示される機能などもあり、電話だけでは分かりにくい細かい指示が可能になる。印字サンプルや機械的な動きを伴う障害なども現場とサポート側で共有できる。
