ノーベル賞の発表が2日から始まる。4年連続で日本人受賞となるか、期待は大きい。一方で、2016年に受賞した大隅良典東京工業大学栄誉教授をはじめ、日本の科学の将来に不安を訴える受賞者は多い。科学を究めた研究者の目に、日本のサイエンスはどう映っているのか―。「受賞から16年。改革を訴えてきたが、実現率は10%」と01年に化学賞を受賞した野依良治科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター長は嘆く