【セルジオ越後コラム】ワールドカップイヤーを楽しみに、良いお年を。
今年も残すところあとわずかとなった。このコラムの更新もこれが年内最後となる。簡単に2013年のサッカー界を振り返ってみよう。
まずは日本代表について。6月のオーストラリア戦に引き分け、無事にW杯出場権を獲得した。幕切れが劇的だったことから一気にお祭りムードになったけど、勝てば出場権獲得だったアウェーのヨルダン戦を取りこぼしたことも忘れてはいけないね。カウンターでぶち抜かれた2失点目はひどいものだったし、ザックジャパンの問題点をよく表している失点だったと思う。
出場権獲得のお祭りムードのままコンフェデ杯に出場し、3連敗。東アジアカップを挟んで、8月のウルグアイ戦でも4失点で大敗し、現実を突き付けられた。その後9月に国内で2勝したが、10月の欧州遠征ではベラルーシとセルビア相手に敗れた。失点数の多さが目についたけど、問題はそのやられ方だ。10月の試合に関しては、アンマンでのヨルダン戦のリプレーかのように、守備を固めた相手に為す術なく、カウンターからゴールネットを揺らされている。
その後、11月の欧州遠征でオランダに善戦し、ベルギーに勝利したことで、再び楽観ムードが漂いだしたが、攻撃時の守備の脆さについては何の改善もなされていない。当事者たちはよく分かっていると思うけど、メディアも勝った負けたで騒ぐだけではなくて、明確なスタンスと目を持つべきだね。これは今年だけじゃなくて毎年感じていることだよ。
国内では、広島が連覇を達成した。優勝した広島のサポーターには申し訳ないが、総体的に見ると、やはりJリーグのレベルが停滞しているように思う。広島は昨シーズンより強かったか。中村俊輔、中澤佑二、ドゥトラらベテランが奮闘した横浜FMは、彼らがもっと若い頃に比べてレベルが高くなっているのか。浦和も広島のサッカーを持ってきただけで、上積みがないように感じるよ。
もちろん、これは現場だけの問題ではなく、景気など外的要因によるところも大きい。そこへきてのシーズンレギュレーションのテコ入れとなったわけだけど、果たしてどうなるか。後から振り返って、2013年は雌伏の時だったとなればいいのだけどね。
正直パッとしない1年だったという印象だ。ただ、来る新年はいよいよW杯イヤーだ。期待感は大きい。個人的にも、来日して40年、日本代表が母国のW杯に出場することになるとは、とても感慨深いね。40年前に来てから、サッカー不毛の地に自分なりに種を蒔いてきたつもりだ。日本代表が、僕が生きているうちにブラジルW杯へ挑むなんて、最高の気分だよ。間違いなく二度目はないからね(笑)。というわけで、2014年を楽しみに、良いお年を。
まずは日本代表について。6月のオーストラリア戦に引き分け、無事にW杯出場権を獲得した。幕切れが劇的だったことから一気にお祭りムードになったけど、勝てば出場権獲得だったアウェーのヨルダン戦を取りこぼしたことも忘れてはいけないね。カウンターでぶち抜かれた2失点目はひどいものだったし、ザックジャパンの問題点をよく表している失点だったと思う。
出場権獲得のお祭りムードのままコンフェデ杯に出場し、3連敗。東アジアカップを挟んで、8月のウルグアイ戦でも4失点で大敗し、現実を突き付けられた。その後9月に国内で2勝したが、10月の欧州遠征ではベラルーシとセルビア相手に敗れた。失点数の多さが目についたけど、問題はそのやられ方だ。10月の試合に関しては、アンマンでのヨルダン戦のリプレーかのように、守備を固めた相手に為す術なく、カウンターからゴールネットを揺らされている。
その後、11月の欧州遠征でオランダに善戦し、ベルギーに勝利したことで、再び楽観ムードが漂いだしたが、攻撃時の守備の脆さについては何の改善もなされていない。当事者たちはよく分かっていると思うけど、メディアも勝った負けたで騒ぐだけではなくて、明確なスタンスと目を持つべきだね。これは今年だけじゃなくて毎年感じていることだよ。
もちろん、これは現場だけの問題ではなく、景気など外的要因によるところも大きい。そこへきてのシーズンレギュレーションのテコ入れとなったわけだけど、果たしてどうなるか。後から振り返って、2013年は雌伏の時だったとなればいいのだけどね。
正直パッとしない1年だったという印象だ。ただ、来る新年はいよいよW杯イヤーだ。期待感は大きい。個人的にも、来日して40年、日本代表が母国のW杯に出場することになるとは、とても感慨深いね。40年前に来てから、サッカー不毛の地に自分なりに種を蒔いてきたつもりだ。日本代表が、僕が生きているうちにブラジルW杯へ挑むなんて、最高の気分だよ。間違いなく二度目はないからね(笑)。というわけで、2014年を楽しみに、良いお年を。
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サッカー解説でお馴染みのセルジオ氏による辛口コラム。