インテルと米ヤフーは、デジタル家電に最適化されたTVアプリケーション・フレームワーク「Widget Channel」の計画を発表した。

「Widget Channel」は、TVのリモコンで簡単にアクセスできるように設計された「TVウィジェット」(小規模なアプリケーション群)を提供することにより、視聴者がインターネット上のリッチなコンテンツや情報、オンライン・コミュニティーなどを利用できるようにするものである。

Widget Channelは、従来のテレビではできなかった視聴体験を実現するもので、インテルアーキテクチャ採用のテレビ及びデジタル家電を対象に、第5世代のYahoo! ウィジェット・エンジンによりサポートされる予定となっている。

開発者は、JAVASCRIPT、XML、HTML、そしてAdobe Flash技術を使ってWidget Channel用のアプリケーションを開発できるため、従来のPC向けアプリケーション開発を応用して、テレビおよびデジタル家電向けアプリケーション開発を行うことができる。

米ヤフーは、Yahoo! ウィジェット・エンジンのサポートに加え、インターネット・サービスをベースにカスタマイズされたヤフー・ブランドのTVウィジェットを提供するとしている。

インテルが提供するアーキテクチャとして、同社初の家電製品向けSoCプロセッサーであるインテル メディア・プロセッサーCE 3100(開発コード名:Canmore)は、高性能なIAコアと入出力ブロックにより、HDビデオのデコードおよび再生、ホームシアターを実現する高音質、3D画像、およびインターネットとテレビを融合する高度に統合された製品となっている。
Widget Channelソフトウェア・フレームワークは、インテルの特定用途向けSoCプロセッサーを搭載したインターネット接続機能を持つ新世代の家電製品で動作するよう設計されている。

具体的な製品及びサービスイメージとして、たとえば、テレビ番組を見ながら「テレビニュースよりも早い」ニュースヘッドラインを表示したり、ショッピングサービスやグルメ情報などを閲覧したりといったことが考えられる。

テレビパソコンという製品は従来から存在したが、パソコン画面上でテレビ放送を表示したり、テレビモードとPCモードを切り替えて使うというものが主体だった。

今回発表されたフレームワークで開発されたアプリケーションを実装した、ネットとテレビが有機的に結びついた情報端末の登場が期待され、Yahoo! ファイナンス・Yahoo! スポーツ・BlockbusterやeBayのような一般的なインターネット・サービスをベースにした、視聴者にあったスタイルにパーソナライズされた視聴体験が可能になろう。

(編集部 真田裕一)

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