TSMCの子会社、JASMの工場は「早期に復旧」できたという(写真:ロイター/アフロ)

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半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が2026年8月3日、熊本地震を受け、被災地の復旧・復興支援のため「2億5千万円を寄付する」と発表した。

「熊本は、TSMCのグローバル生産における重要な拠点の一つです」

7月28日16時27分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震が発生した。マグニチュード(速報値)は7.1、震源の深さは約10キロで、宇城市と氷川町で震度7を観測した。

TSMCは3日、公式Xアカウントを通じて「この度の令和8年熊本地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます」と切り出し、「TSMCは、被災地の復旧・復興支援のため、 2億5千万円を寄付することを決定いたしました」と報告した。

「あわせて、TSMCチャリティ財団を通じて、従業員による募金活動を開始しました。従業員一同、被災地の一日も早い復旧・復興を心よりお祈り申し上げます」としている。

寄付を決めた理由については、「TSMCは、30年近くにわたり日本市場に深く根ざし、日本のサプライヤーやパートナー企業の皆様とともに、お客様のイノベーション創出を支援し、世界の半導体エコシステムの発展に貢献してまいりました。熊本は、TSMCのグローバル生産における重要な拠点の一つです」と説明。

「JASMの工場は早期に復旧することができました」

この地震では、熊本県菊陽町の「熊本第1工場」も被災。震度5強の揺れに見舞われ、製造装置の検査や調整を続けていたが、3日までに通常の生産体制に戻ったとしている。

TSMCは、日本政府、熊本県をはじめとする各地方自治体、そして現地のサプライチェーンの皆様からの継続的なご支援に心より感謝しております」とし、「この度の地震に関しても、現地の従業員ならびにサプライヤーの皆様のご尽力により、(編注:子会社の)JASMの工場は早期に復旧することができました。関係者の皆様に深く御礼申し上げます」と明かした。

今後についても、「被災された地域では依然として支援を必要とする状況が続いています」とした上で、「私たちは、地震の影響を受けた従業員への支援を行うとともに、被災地域の皆様に対しても、具体的な行動をもって寄り添う所存です。今後も現地の状況やニーズを注視し、できる限りの支援を継続してまいります」とつづった。

投稿を見た人からは、「熊本の工場も地震の影響を受けて大変だっただろうに、ありがたい」「2億5千万円という金額もすごいけれど、それ以上に台湾の皆さんの暖かさが嬉しいね」といった声が上がっている。