トロフィー(右)を前に優勝報告会に臨んだ、トヨタレーシングの中嶋裕樹会長(左)ら(19日、静岡県小山町の富士スピードウェイで)

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 6月に自動車耐久レース第94回ルマン24時間で優勝したトヨタ・レーシング(TR)が、静岡県小山町の富士スピードウェイで優勝報告会を開いた。

 TRの会長を務める中嶋裕樹トヨタ自動車副社長は、レース活動を量産車の開発を担う技術者育成につなげる考えを示した。

 TRは今季、技術を突き詰めることを目指し、「エンジニアリングのためのレース」を掲げて、世界耐久選手権に参戦している。レースは開催日という動かせない期限までに不具合を洗い出し、改良を重ねる必要がある。関係者はこの開発状況を「極限の状態」と表現している。

 中嶋氏はレース参戦の意義について、「通常の車を開発する連中が(TRのエンジニアの活躍を)意気に感じて、『俺たちも』と思ってくれることが目標だ」と述べた。

 世界耐久選手権は、9月25〜27日に、富士スピードウェイで6時間レースが開かれる。