SPECILAIZED「S-Works Tarmac SL9」は、第113回ツール・ド・フランス(2026年)開幕に合わせて発表された、ロングセラーモデルの第9世代

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ブランド史上最速を実現したゴールまでのタイムを追求したフラッグシップモデル

 米国の大手自転車ブランド「SPECIALIZED(スペシャライズド)」は、フラッグシップロードバイク「S-Works Tarmac SL9」を発表しました。価格(消費税10%込み)は198万円(完成車)で、スペシャライズドの新たなフラッグシップモデルとして、「レースで最も速く走る」という本質を追求しています。

「Time To Finish(フィニッシュまでのタイム)」を開発テーマに、これまでのように軽さや空力性能だけを追うのではなく、「フィニッシュラインを通過までのタイムを最短にする」という明確な目標を掲げて完成させました。

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 F1マシンの開発にも通じるシミュレーションを取り入れ、実際のレースコースやライダーの走行データを解析し、空力、重量、剛性、快適性、ハンドリングなど、あらゆる要素を総合的に最適化し、レース現場で最速となるパフォーマンスを発揮します。

 スペシャライズド独自の風洞施設「Win Tunnel(ウィントンネル)」では、新たに“ペダリングするマネキン”を使用し、ライダーを含めた状態で空力を測定することで、実走に近いデータを反映しています。これによってバイク単体では見えなかった空気の流れまで解析し、実際に速いバイクづくりへ生かされています。

 前モデルより強化された空力性能は、ヘッドチューブをさらに薄型化した「スピードスニファー」、フロントタイヤ周辺の気流を整える「ドロップドダウンチューブ」、フォーク内部へ気流を導く「フローフォーク」など、新設計を各部へ投入しています。

 さらに、ワールドツアーでの実戦データを基に開発された「Win Fin(ウィンフィン)」は、ボトルを1本だけ装着した状態での空力を最適化し、決定的な局面で0.5Wの抵抗削減を実現しました。

 世界屈指の軽さを誇る姉妹モデル「Aethos」で培われたFlow State Designを採用し、フレーム重量は約687gを達成。最軽量仕様では完成車重量約6.5kgを実現し、前モデルを凌ぐ軽さでありながら、剛性や快適性は従来と同等レベルを維持しており、長時間のレースでも高いパフォーマンスを発揮します。

 同時に発売となる新型シートポスト「S-Works Rapide Post」は、ペダリング時の気流まで考慮した断面形状により、空力性能を高めながら快適性も確保しています。

 また、一体型の「Roval Rapide Cockpit」には新たに360mm幅・12度フレアと380mm幅・10度フレアのサイズが追加され、ライダーの体格やポジションに合わせた選択肢を広げています。

 さらに、数量限定で2026年ワールドツアーチーム仕様の「チームレプリカフレームセット」も用意されました。

「レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ」、「SDワークス・プロタイム」、「FDJユナイテッド・スエズ」、「スーダル・クイックステップ」の4チームをモチーフに、特別カラーが施されています。