9回1失点、15奪三振完投した法政二・松田早太(カメラ・渋谷 拓人)

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◆第108回全国高校野球神奈川大会▽3回戦 法政二6―1星槎国際湘南(14日・相模原)

 1988年夏以来の甲子園出場を狙う法政二が、星槎国際湘南との3回戦を突破した。

 強い日差しが照りつける中、「背番号1」が輝いた。法政二のエース・松田早太投手(3年)が投じた169球目。空振り三振で捕手のミットに収まると、場内に大きな歓声が響いた。うなりをあげる直球と大きく変化するカーブで打者をねじ伏せ、9回3安打1失点。9回の3者連続を含む毎回の15奪三振と、圧巻の投球だった。「もう少し球数を少なく決めれたら良かったとは思います。(15奪三振は)結果的に取れたもの」と冷静に振り返った。

 滴る汗を何度も拭った。この日の気温は30度超。マウンドの松田の額にも大粒の汗がにじんだが「夏の暑さを想定して練習してきたので」。5回には3個の四球を与えるなど制球を乱す場面もあったが、表情を変えることなく投げた。厳しい夏の暑さの中でマウンドを最後まで守ったエースを、絹田史郎監督(62)は「先を見据えた上での完投。よく踏ん張って投げてくれた」と賞賛した。

 チームは16日の関東学院との4回戦に進んだ。松田は「先を見ることなく。一つ一つの試合で結果を積み重ねていくしかない」と、エースの自覚を漂わせた。