投資アドバイザーの鳥海翔が「オルカン1本で本当に十分なのか?投資先を増やすべき人と増やさなくていい人の違いを解説します!」を公開した。動画では、株式投資の暴落リスクに対する考え方や、NASDAQ100を主軸にしたポートフォリオの難しさ、そして時代と共に変化する投資スタンスの本質について解説している。

動画の冒頭では、「株式投資は暴落リスクがあり、金利も上がっている今、投資を控えた方が良いのではないか」という視聴者の疑問を取り上げた。鳥海氏はS&P500の過去のデータを用いて、10年間投資してマイナスになる確率はわずか3.5%であると指摘。この数値を理由に投資を避けるのは、交通事故や地震に遭う確率と同程度であるとして、「こんな危険な国に住んではいけない」と極論を言うようなものだと例えた。さらに、金利上昇によって銀行預金や国債の利息が増えたとしても、それ以上に物価が上昇している現実を提示。「今持っている現金の価値が下がっている」と述べ、投資の必要性を強調した。

続いて、「NASDAQ100はコア・サテライト戦略のコア(主軸)になり得るか」という質問に回答。鳥海氏は業種の分散度合いが重要であると説明し、S&P500が上位10社で全体の約3割を占めるのに対し、NASDAQ100は上位10社で約50%を占めていると指摘した。「すでにまあまあ偏りが強い」ため、コアとして扱うには難易度が高く、何も考えずに投資すると尖ったポートフォリオになってしまうと解説した。

また、「以前はインデックス投資1本を勧めていたのに、今は違う手法を勧めている」という指摘に対しては、「迷うならS&P500や全世界株式だけに黙々と投資を続けるのが正しい」と断言。その上で、時代や自身のマネーリテラシーの変化によって投資手法が変わることは自然なことだと語った。最後に鳥海氏は、手法論だけに振り回される危険性を指摘し、投資の本質は「自分にとってちゃんとお金が増える行動を取っていく」ことであると結論付けた。