人気キャラにカップ麺、ドロップまで『めじるしブーム』人気の背景と「なぜできない?」“再販”の壁
空前のブームが巻き起こっている“めじるしシリーズ”。毎日のように新発売情報が解禁され、直近では、『ちいかわ』や『しまじろう』、『ハリー・ポッター』、『エヴァンゲリオン』など、人気コンテンツの発売や再販が告知されている。
空前のめじるしブームに終焉はあるのか
めじるしシリーズはその名のとおり、自分の傘やペットボトルなどに付け、“めじるし”として使用が目的となっているが、現在はその用途にも少しずつ変化が表れているという。
「人気のめじるしシリーズはフリマサイトなどで転売されることもあり、盗難の危険性を孕んでいることから、傘につける人は徐々に少なくなっている印象です。
人気が爆発したヨッシーのめじるしアクセサリーは発売日に完売となる店舗も多く、発売から1か月以上が経過した今も、フリマサイトで高額取引されている状況。当初の“めじるし”の役割とは異なる目的で集めている人も多いです」(玩具ライター、以下同)
『めじるしアクセサリー』という名前で商標登録をしているバンダイは今年に入ってから、100種類以上の商品を販売。売り上げにも相当の期待がかかっている。
「『BLEACH』や『HUNTER×HUNTER』などの大人気アニメだけでなく、人気のイラストレーターや日清のカップヌードル、サクマドロップスなど、幅広い商品を展開しています。バンダイ以外からもめじるしシリーズは販売されていますし、市場規模はかなり拡大しています」
この玩具ライターは、めじるしシリーズが流行した理由について、次のように話す。
「めじるしシリーズは、その手頃さだけでなく、種類の豊富さや顧客層の幅広さ、SNSでの写真映えなど、多くの特徴を持っており、それぞれの特徴が各世代にハマっているのだと思います。
いまや小学生から大人までが夢中になっていますし、昨今の平成回帰ブームも相まって、この流行はしばらく続くはずです。今は新商品を出せば売れるバブル状態にあります。今後も各メーカーや利権関係者はこぞってガチャガチャに目を向けることでしょう」
メルカリ、転売禁止にして
一方で、転売問題や買い占めなどの問題にどう対応するのかにも注目が集まっている。
実際に、ネット上では、
《最近たくさん湧いてるめじるし転売目的人間が群がるのだけはがちでやめてほしい》
《メルカリとかも転売禁止にしてし欲しい》
《転売ヤーくんなよ》
などの声が、新商品発売とともに湧き上がる状態が続いている。
「こうした問題に対しては、“再販”を求める声が最も多いようですが、生産までに3〜4か月がかかることや、受注生産のため、予想を上回る需要に対応しきれないなど、生産者側の事情もあるのです。現状は、フリマサイト側に“出品禁止”をお願いするしかないのかもしれませんね」(前出・玩具ライター)
巨大化しているカプセルトイ市場。健全なエンタメとして持続できるのか、今後の対策が問われている。
