米東海岸で危険な熱波の勢いが強まっており、電力網への負荷が増している/Michael Nagle/Bloomberg/Getty Images

CNN)米東海岸で危険な熱波の勢いが強まっており、電力網への負荷が増している。人々がエアコンの効いた自宅やオフィスで涼もうとしているためだ。最高気温記録が多くの地点で更新される中、屋外では数百万人が7月4日の独立記念日を祝う準備を進めている。

最も激しい暑さは3日まで続く見通し。ワシントンからボストンにかけては気温が35〜40度程度まで上昇し、湿度によって体感気温が43度を上回る地点もみられた。

2日には少なくとも20地点で最高気温記録に並ぶか、記録を更新した。

ワシントンのロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港は約38.9度に達し、1898年の記録を上回った。

フィラデルフィアは39.4度に達し、1901年の最高記録に並んだほか、ボストンは38.3度に達し、1963年の記録を塗り替えた。

ニューアークでは40度に達し、1966年の記録を更新。ニューヨークのセントラルパークは37.7度に達し、1966年の記録に並んだ。同地で37度を上回ったのは14年ぶりのこととなる。

この熱波の中、20万戸超で停電が発生し、エアコンが使えない状態に置かれている。ニューヨーク市の電力会社コン・エジソンは設備を修理する間、エネルギーを節約するため、ブロンクスとマンハッタンの一部で電圧を下げていると説明。顧客に対してエアコンや消費電力の大きい電化製品の使用を控えるよう求めている。

国立気象局(NWS)によると、今週末にかけて1億6000万人以上が「重大」(4段階中レベル3)または「極端」(レベル4)な暑熱リスクにさらされている。こうしたレベルでは、熱波が長引き夜間の気温低下もほとんどみられず、暑熱関連の疾患が急増するとされる。