スポニチ

写真拡大

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(54)が6月30日(日本時間7月1日)、敵地でのアスレチックス戦の試合前にメディア取材に対応。監督通算1000勝を目前に控えた心境を語った。

 指揮官は前日29日の同戦に勝利し、通算999勝目。節目の1000勝に王手をかけ、この日の一戦に臨む。

 選手たちと1000勝の話は「したよ。今は目の前にあるからね」と話題にしたそうで「でも、1000勝を目指しているというより、とにかく今日の1試合に勝ちたい。それがたまたま1000勝目になるというだけだ」と目の前の試合に向けて勝つことが大事と語った。

 その上で「でも、いい節目ではある。私は選手には『節目や記録を楽しめ』と言っているんだから、自分だけ楽しまないというわけにはいかない」とも語り「この節目によって、多くの人たちを振り返る機会になる。支えてくれた選手、コーチ、フロントのみんな。自分も多くの経験を積み、成長してきた。もし今夜達成できたなら、そこが一番感じることだと思う」とこれまで一緒に1000勝を積み上げてきた関係者へ思いをはせることになるだろうとうなずいた。

 また、「私は勝利数を追いかけているわけじゃない。選手たちと素晴らしい関係を築くことを追いかけている。その結果として、たくさん勝てるようになる」と自身の監督論も口に。数週間前にNFLの名ヘッドコーチ、ジム・ハーボー氏と話す機会があったそうで、大学とNFLのコーチングの違いについて「NFLでは選手たちはここへ来るまでに人生最高のコーチにすでに出会っている。でも私は、すべての選手にとって最高のコーチになりたい」と同氏は語ったという。

 ロバーツ監督は「ハーボーの言葉を聞いた時、『それはいい目標だ』と思った。コーチでも教師でも、目の前の人にとって最高の存在になること。それを目標にすれば、自分自身もより良くなれると思う」とまだ学生であっても、プロとしてすでに成功している選手であっても、その選手にとって最高の指導者になることが理想と明かした。