7月1日リリースのニューシングルPRのインタビューに応じたGAN(岩田剛典)

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 三代目J SOUL BROTHERSでも活動するGAN(岩田剛典、37)がこのほど、スポーツ報知などのインタビューに応じ、9月のソロデビュー5周年を迎える心境を赤裸々に告白した。今年第1弾となる両A面シングル「Who’s Next/RISE NOW」(7月1日発売)についてや今後の展望についても熱弁した。

 「何年か前は目の前の芸能の仕事をこなしていた。今は落ち着いて、次のステージに行くには何が必要か、取捨選択して活動している。(今は)充実してます」。力強い言葉には自信がみなぎっていた。

 9月でソロデビューから5年。自らの音楽への向き合い方も変化してきた。当初は事務所の先輩ボーカリストの背中を追っていた面もあったというが、「俺はどこまでいってもダンサーから始まってるし、ルーツがないことを無理して頑張っても説得力を生みづらい」と考え、自分だからこそ表現できる音楽を追究。試行錯誤を続け、今の“岩田剛典”にたどり着いた。「僕も悩んだ。本当はもっと振り切れるけど、振り切りすぎるとファンもついてこないジレンマがある。ファンの皆さんにも今の音楽を気に入ってもらえたらうれしい」と白い歯を見せる。

 昨年からは初のアジアツアーを経験。現地の温度感を生で感じ、学びもあった。「俳優やパフォーマーのイメージが先行していた。(アーティストとしての認知度に)悔しさも常にある」と下唇をかむ。反応も日本のファンとは違ったといい「海外の方は本当にシビア。楽曲の(良しあしを)判断される。だからその一瞬が勝負。一番大事なのは作品・楽曲だなって感じました」と明かす。

 その思いは新曲にも込められた。シングルに収録された4曲全て海外公演を意識して制作。特に「Who’s Next」は、2000年代初頭の洋楽のヒップホップをルーツにした一曲で、トラックを先に作った。「自分のキャリアを含めて次のステージに行くっていう強い意志も感じられるタイトル」と語り、「今の自分が表現できるダンス&ボーカルの曲」と胸を張る。

 充実の日々を過ごす中、27年大河ドラマ「逆賊の幕臣」への初出演も決まった。「最初に親に報告したら喜んでいた。現代の言葉遣いじゃないので、日本語で大変そうですよね」。

 喜ぶ反面、驚きの方が大きかった。「ずっと民放ばかり出てきたからかもしれないけど、出られるものとも思ってなかった。不思議な感覚」。最近は音楽活動に注力することが多かったため「セリフ覚えの大変な作業がスタートすると思います」と笑う。それでも「両方やっての自分っていうのはよく分かっている」と自覚する。

 ソロ、パフォーマー、俳優…。挑戦し続けるのは成長意欲があるから。「成功するか分かりきっているチャレンジじゃないから価値がある。そこに自分の成長、人間としての成長も隠されているような気がするし、(自分の)可能性をゼロとは言いきりたくない」。唯一無二の存在を目指し岩田は歩み続ける。(古本 楓)

 ◆岩田剛典(いわた・たかのり)1989年3月6日、名古屋市生まれ。37歳。2010年に三代目J Soul Brothersのメンバーとしてデビュー。11年に日本テレビ系ドラマ「ろくでなしBLUES」で俳優デビュー。21年、ソロプロジェクト「Be My guest」を発足し歌手デビュー。174センチ、血液型B。