TUY

写真拡大

「山形花笠まつり」まで2か月を切りました。
まつりの主役、花笠を扱う店にきのう、海を越えて、笠が届きました。

【写真を見る】海を越えて花笠まつりを彩る!ベトナムから“花笠の元”となる笠届く 花笠扱う店の社長が現地で形調整も(山形)

山形市七日町の「尚美堂」です。
県産の土産や民芸品などを扱う店で、花笠まつりで使われる9割の花笠を扱っています。

きのう届いたのは、ベトナムで作られた2500個もの花笠の元となる笠です。

花笠は以前、全て国内で作られていて、県内では飯豊町中津川地区で、3000個以上生産されていました。


しかし、職人の高齢化が進み、60人ほどいた笠職人は、現在は6人に。

生産が追いつかなくなったため、去年から、ベトナムに笠の生産をお願いしています。

■ベトナム“帽子村”の職人が手掛ける笠の特徴は?


西村雛妃アナウンサー「こちらが国産のものでこちらがきょう届いたベトナム産のもの。至急飾りつけをしていただいて。重さをまず比べてみたいんですけど持ってみてもいいですか。
…あ!全然違う。軽い!」

尚美堂 逸見良昭 社長「重さが約50g違います」

国産の笠は、菅(すげ)が主な材料ですが、ベトナム産のものはヤシやタケノコの皮を使用しています。

ベトナムで笠を作っているのは、ハノイ郊外のザイタイ村というところで、ベトナム伝統の日笠の生産が盛んで、「帽子村」と呼ばれるほど笠職人が多い地区だということです。

ベトナムの笠は花笠とは形が違うため、尚美堂の逸見社長は今年も現地に行って、形の調整をしてきたそうです。

■「技術の高さは日本以上」「十分に笠の準備は整う」

尚美堂 逸見良昭 社長「技術の高さは日本以上だと思う。こういったサンプルを作ってくれというと翌日までに自分の寝る時間を割いてでもサンプルを作ってくれた。そういった熱意があった。それに今回もかけてみた」

尚美堂で飾り付けされる笠の数はおよそ4300個。
7月中には仕上げるのだそうです。

尚美堂 逸見良昭 社長「ようやく今年も花笠の笠がベトナムから届きました。十分に笠の準備は整うと思います。ぜひその笠をもってですね花笠の当日まつりを楽しんでいただきたいと思います」