適正量のものをもつ意識で、管理の手間を減らし、家が片付いた状態をキープできている事例を紹介します。整理収納アドバイザーのESSEベストフレンズ101メンバー・大森智美さんのケースです。ここでは、増やすのをやめてよかったと実感している、5つのものについて語ります。

1:部屋着

昔は、あまり着なくなった服は部屋着やパジャマに降格させていました。そうすることで「捨てる」罪悪感から逃げていたのかもしれません。

しかし、「まだ着られる」で部屋着を増やしていくと、結果クローゼットはパンパンに。本当に着たい服が埋もれてしまい、量はたくさんあるのに「なにを着ていいかわからない」「気分が上がらない」原因になっていました。

今は部屋着はもたず、クローゼットの中にあるのは外出時に着られる服だけです。パジャマも夏用・冬用それぞれ2セットずつと決めています。

2:専用アイテム

家を整えていくうちに「専用アイテム」は選ばなくなりました。たとえば、100円ショップなどで売っているキッチングッズや掃除グッズなども、便利そうなので買っても用途が限られていると結局使わなくなり、ものが増えてしまう原因に。

収納グッズもひとつの「もの」と考え、なるべく増やさないようにしています。新たに購入する場合は、専用の収納グッズよりも、ライフスタイルや、収納場所・収納するアイテムが変わっても使えるものを選ぶようにしています。

3:日用品のストック

ストックのもちすぎも、ものがあふれる原因のひとつだと考えています。

収納スペースは変わらないので快適にもてるストックの量はおのずと決まってきます。1か月で使う量はそれほど多くないことに気がついてから、ストックは基本ひとつと決めています。

なくなったら購入する流れにしたことで、収納スペースも圧迫されず、買い出し頻度も自分にとって快適と感じるようになりました。普段のストックとは別に「防災用」ストックは分けてあるので、心配で買い過ぎることにも対処できています。

4:洗剤の種類

以前は、ガラス用だったり、油汚れ用だったり、複数の洗剤をもっていました。ドラッグストアをのぞけば便利そうな洗剤に出合いますし、大掃除となると洗剤を買いたくなる気持ちもわいてきます。

しかし、限られた収納スペースに収まりきらないことや、何年も使い終わらないことがネックで、現在はなるべく厳選して洗剤をもつようになりました。

なによりも、片付けてものの量が減れば、掃除のハードルが下がり、こまめに掃除するので汚れがたまらず、洗剤も減らせるという好循環が生まれました。

5:推しグッズ

好きがゆえに減らすのが難しい「推しグッズ」。整理収納アドバイザーですが、やはり推しグッズはついつい買ってしまうアイテムのひとつです。

最初はなんでも欲しいと思っていましたが、好きな「推しの顔」が入っているグッズはとても処分できそうにありません…。そこで、購入する際にだいぶ冷静に考えるようになりました。

なるべく普段からも使えるものを少しだけ、「あれもこれも欲しい!」となりそうなときは「これからも長く推したいからこそ厳選が大事」と考えるようにしています。