〈一方的ではなかった〉元ジャンポケ斉藤慎二被告を“擁護”した妻・瀬戸サオリとの「距離感」

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気持ちが高ぶって

元『ジャングルポケット』斉藤慎二被告(43)が厳しい状況に置かれている。同被告は女性Aさんに対する不同意わいせつ、不同意性交等の罪に問われており、6月2日の第5回公判では被告人質問が行われた。

事件は’24年7月、東京・新宿区に駐車中のロケバス内で起きた。初対面だった女性Aさんの胸を触ったり、口腔性交した疑いが持たれている。黒のスーツ姿で法廷に現れた斉藤被告はAさんの第一印象について

「ずっと笑顔で感じの良い方」

と形容。Aさんから

「トリオの中で斉藤さんが一番好き」

と言われたことなどから

「好意を持っていると思った。気持ちが高ぶって、それ以上のことを求めていると思った」

と解釈したことを明かした。

警察の取り調べ時には、行為が「無理矢理ではない」ことを証明するためにドライブレコーダーの提供を求めたが、存在しないとわかり

「映像も音もない。絶望しました。真実と思ってもらえるのかわからない」

と吐露。あくまでAさんとは「同意の上だった」と繰り返す一方で

「同意があると思っていたが、Aさんの気持ちをくみ取ることができず、本当に申し訳ない」

と謝罪するひと幕もあった。

Aさんは被害直後に自身の母親へ

〈ジャンポケ斉藤、気持ち悪いんだけど。チューしようとしてきた〉

という内容のLINEを送信。検察側はこれを同意の不存在を推認させる証拠とみなしているという。

「パパ」の表記を削除

今回の裁判のポイントについて、弁護士法人ユア・エースの正木絢生代表弁護士は本サイトの取材に対し、

「今回の裁判でポイントとなるのは、斉藤氏が『被害女性は同意している』と信じていたことについて、そう信じるに足りる正当な理由や具体的な状況があったかどうかです。斉藤氏は『同意があったと思っていた』と主張しており、客観的に見ても『同意があると認識し得る状況だったか』が主な争点となっています。

報道によれば、ロケバス内という密室での出来事でもあり、『抵抗した』とする被害女性の証言の信用性が極めて重要です。被害者の証言が信用できるかについては、他の客観的な証拠と矛盾せず整合しているか、証言内容が一貫しているかといった観点から判断されます。さらに、証言だけでなく、他の証拠から認められる二人の関係性や当時の状況等を考慮の上、最終的に『同意があると誤信してしまうのも無理はない状況だったか』を判断することになります」

と分析する。

“崖っぷち”の状況下では、斉藤被告を援護する証人もなかなか見つからない。お笑い界では

「金とオンナ以外の面を除けば、やさしい人。先輩後輩、番組関係者からも好かれていた」(テレビ局関係者)

というが、情状酌量を求めて証言台に立つまでには至っていない。それは妻の瀬戸サオリ(38)も同じだ。

では、被告側の情状証人というのは、裁判にはどの程度影響を与えるものなのか……。

前出の弁護士法人ユア・エースの正木絢生代表弁護士によれば、

「被告人側の情状証人は、基本的には有罪か無罪かを左右するものではなく、有罪となった場合の刑の重さに関する事情として考慮されます。家族や支援者が出廷し、今後の監督体制や更生への支援を述べることで、反省状況や再犯防止の見込みを裁判所に示す意味があります。ただし、量刑を決めるに当たっては、行為態様の悪質さ、被害の重大性、示談の有無などがより重視されます。情状証人の証言も被告人に有利に考慮はされますが、あくまで重視されるのは被告人の犯罪行為の内容や結果であるため、情状証人の証言内容は量刑を大きく左右する事情にはなりにくいといえます」

と話す。たとえ妻である瀬戸が証言台に立ってくれたとしても、量刑に影響を与えることは少なそうだ。

事件発覚直後の’24年10月、瀬戸はインスタグラムで謝罪しつつも、夫とAさんの行為は

〈一方的なものではなかった〉

と擁護。ところが、時間の経過とともに斉藤被告とは距離を置くようになった。

’25年1月には、インスタから「パパ」の表記を削除。今年1月3日にはおよそ1年2ヵ月ぶりにインスタを更新し、手作りおせちを披露。1月14日には息子の6歳の誕生日を祝うごちそうの写真をアップしたが、テーブルに置かれた箸は2人分で、瀬戸と息子だけの空間であることがわかる。

2月24日には残りわずかとなった息子の幼稚園生活を報告し

〈ママにたくさん笑ってほしい!とか ママを助けるためにうまれてきたよ。とか 毎日毎日愛と優しさをたくさんくれる息子〉

と感謝した。

斉藤被告は現在妻子とは別居中。被告を知るお笑い関係者によると

「事件を起こして一番後悔していたのは、子どもに会えないこと。涙ながらに自責することもありました」

という。

瀬戸はすでに息子との新生活をスタートさせており、斉藤被告が入り込む余地はなさそう。裁判の判決次第では「離婚」を決断してもおかしくない。

「斉藤さんは子どものこともあり、瀬戸さんの気持ちをつなぎ留めたいようですが、現実はやはり厳しい。裁判が始まっても瀬戸さんが沈黙を続けているのは、息子との生活を最優先に考えているからでしょう」

とは芸能プロ関係者。

今秋にも一審判決が出そうな斉藤被告。実刑判決ならば控訴も十分考えられる。斉藤被告の戦いはまだまだ続きそうだーー。

コメント:正木絢生(まさき・けんしょう)弁護士

弁護士法人ユア・エース代表。第二東京弁護士会所属。消費者トラブルや交通事故・労働問題・相続・詐欺事件・薬物事件など民事事件から刑事事件まで幅広く多数手掛ける。BAYFM『ゆっきーのCan Can do it!』にレギュラー出演するほか、ニュース・情報番組などメディア出演も多数。YouTubeの「マサッキー弁護士チャンネル」にて、法律やお金のことをわかりやすく解説、ユア・エース公式チャンネル「ちょっと気になる法律相談」では知っておきたい法律知識を配信中。