6日、イスラエルによる攻撃を受けて煙が上がるレバノン南部(ロイター=共同)

 【イスタンブール、カイロ共同】米イランの仲介国パキスタンのナクビ内相は6日、イランの首都テヘランを訪問した。イラン革命防衛隊に近いタスニム通信が伝えた。膠着する戦闘終結に向けた米イランの覚書締結交渉の打開を図るため、イランのアラグチ外相らと会談する。

 米イスラエルの先制攻撃で戦闘が始まってから7日で100日。停戦合意後も断続的に交戦が続いており、先行きは見通せない。

 イランメディアによると、ナクビ氏は、イラン最高指導者モジタバ・ハメネイ師に宛てたパキスタン軍トップのムニール陸軍元帥の親書を持参している。テヘラン到着後、イランのモメニ内相と面会した。5月にもテヘラン入りし、ペゼシュキアン大統領らに米側の見解を伝えている。

 一方、レバノン軍は6日、軍幹部がパキスタンに向けてレバノンを出発したと発表した。ムニール氏の招待を受けたとしている。レバノンで続く親イラン民兵組織ヒズボライスラエル軍の交戦は、米イラン交渉の障害の一つとなっており、ムニール氏との協議で議題となる可能性がある。