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各タイプの特徴をおさらい

安全、安心運転のお守りともいえる『ドライブレコーダー』。事故やさまざまな交通トラブルが起きた時には、第三者の目で捉えた映像が動かぬ証拠となり、ドライバーの身の潔白を証明してくれる心強い味方です。今やクルマを購入するときには欠かせないカー用品でしょう。

そんなドライブレコーダーですが、カー用品店でもネットショップでもさまざまな商品が多くのメーカーからリリースされていて、日頃から興味を持っていなければどれが自分の使い方に合うベストチョイスなのかわかりません。


2カメラタイプの『ケンウッドDRV-G50W』。    ケンウッド

そこで今回は、ドライブレコーダー各タイプの特徴をわかりやすく紹介していきたいと思います。

現在市場の主流は?

『撮影タイプ別』に分類した場合、もっともシンプルなのは『1カメラタイプ』です。

本体にフロントカメラを内蔵しているもので、価格が安く取り付けも簡単なため、『とりあえず』ドラレコを取り付けたいというニーズを満たしてくれます。

とはいえ車両前方の衝突にしか対応できず、追突事故や後方からのアオリ運転被害の際に証拠を残すことは難しいです。

そのため、現在市場で主流となっているのは、この1カメラタイプにリアカメラを付属させた『2カメラタイプ』となっています。

当然ながら価格は数千円ほど上がりますが、安心感は格段に高まります。廉価モデルでなければリアカメラの性能は十分で、アオリ運転をする加害者の顔が判別できたり、後続車のドライバーがスマホを片手に運転をしている様子もわかります。

リアウインドウが色付きガラスであっても、露出調整機能によって影響を受けず明るく撮影ができる機能も多くのモデルに備わります。

機種によっては車両後方ではなく車内の状況を捉える室内カメラをセットしているものもあり、タクシーや送迎用のクルマなどで利用されていることが多いです。

『撮影タイプ別』は大きく分けて3種類

2カメラタイプで撮影ができるのは車両の前方と後方に限られているため、側突事故や幅寄せ、路肩を走るバイクや自転車の接触の様子を撮影することはできません。

これに対応するために利用したいのは『360度カメラタイプ』となります。


360度カメラ+リアカメラタイプの『カーメイト・ダクション360 DC-3600』。    カーメイト

その名の通り360度の水平画角を持つカメラが本体に搭載されており、フロントガラス内側から車両の周囲及び車内全体を撮影することが可能です。記録される映像は円形となりますが、本体や専用アプリをインストールしたパソコン/スマホで映像を再生する際には見やすい平面の映像に自動変換して確認ができます。

このタイプは死角なく撮影できて、ドライブレコーダーとしては理想的ではあるのですが、ひとつのカメラで広範囲を撮影するために、拡大すると画像が荒れたり、画像補正機能を使っても完全に歪みを除去することが難しいなど、ユーザーによっては画質に満足できないとこともあります。

また、特殊なカメラを使用するためコストがかかり、製品価格が少し高めに設定されていたり、ラインナップするメーカーも少なめです。

なお、車両後方については車内越しに撮影するため鮮明な映像を捉えにくく、これを補完するために、一般的な2カメラタイプと同様のリアカメラ付属させた360度カメラ+リアカメラの2カメラタイプもあります。

『ボディタイプ別』3種類の特徴は

ほかにも、『ボディタイプ別』の分類もあります。

もっとも一般的なのは『単体モデル』で、本体をフロントウインドウの内側に前向きに装着し、リアカメラはリアウインドウの内側に後ろ向きに装着します。


ミラー型2カメラモデルの『カロッツェリアVREC-MS700D』。    パイオニア

オープンカーやトラックなどリアウインドウのないクルマの場合にはリアカメラを車外に取り付けるため、防塵・防水性能を備えたリアカメラを付属したモデルを選択する必要があります。

電源は多くの機種でシガーライターソケットから取得できますが、停車中にも動作する駐車監視機能付きの場合には車両電源から分岐を行います。

単体モデルの場合は単独で動作するため、車種を問わずに後付けが可能です。

近ごろ増えてきた『ミラー型モデル』

そして近ごろ増えてきたのが、単体モデルのバリエーションでもある『ミラー型モデル』です。

カメラで捉えた車両後方の映像をミラー型ディスプレイに映し出す『デジタルルームミラー』にフロントカメラを追加して録画機能を持たせたものです。デジタルミラーと2カメラドライブレコーダーのふたつの機能を併せ持つため、両方を同時に購入する場合ならば費用を抑えられ、取り付けのユニット数も減らせて効率的です。

カーナビと同時にドライブレコーダーを購入予定ならば、オススメしたいのが『カーナビ連動型モデル』です。

カーナビのタッチパネルを利用して操作が行えるため扱いやすく、大きなディスプレイで映像の確認ができるなど、カーナビの標準機能のような使い勝手としてります。

多くの機種は本体に操作スイッチやディスプレイが無いため、サイズが小さく仕上げられており、取り付け性も優秀です。ただし、同じメーカー同士でないと接続ができず、機種も限られてしまうので注意が必要です。価格もやや高めの設定となっています。

ドライブレコーダー購入時には『撮影タイプ別』、『ボディタイプ別』の各分類の特徴を頭に入れたうえで、自分の使い方やクルマに合わせて最適なものを選ぶようにしましょう。