「Numbers to know」では、DIGIDAY編集部が今週(5月8日(木)〜5月14日(水))注目した数字をご紹介します。

2140万ドル

バズフィードの1Qの広告収益が増加

バズフィード(BuzzFeed)の2025年第1四半期決算によると、同社の広告収益は前年同期比で増加し、2140万ドル(約33億円)に達した。CEOのジョナ・ペレッティ氏は、「プログラマティック広告が好調で、AIツールの導入により記事あたりのPVが平均25%増加したことが、広告インプレッションの拡大につながった」と述べ、AIによる編集が読者との新たな接点を生み出していると強調。実験中の新たなソーシャルプラットフォーム「BF Island」についても言及し、体験型コンテンツへの期待を示した。読者の滞在時間は前年同期比7%増の3290万時間を記録した(buzzfeed.com)。

25万人

NYタイムズの購読者が増加 「まとめ買い」で単価もアップ

ニューヨーク・タイムズ(New York Times)の2025年第1四半期決算によると、デジタル購読者は25万人増加し、デジタル購読収益は前年同期比で14%増加した。総購読者数は1166万人に達し、そのうち約60万人が紙媒体の読者だった。1ユーザーあたりの平均収益は前年から3.6%上昇し、9.54ドル(約1405円)となった。この単価上昇の背景には、ニュースに加えて、料理、ゲーム、Wirecutter(製品レビュー)、The Athletic(スポーツ報道)などを組み合わせたバンドルプランの利用拡大がある。現在、購読者の約半数がこうした複数サービスを含むバンドルプランを利用しており、収益の底上げに寄与している。(nytimes.com)。

60%増

英大手のイミディエイトメディア、動画収益60%増 料理メディアがけん引

ラジオタイムズ(Radio Times)やグッドフード(Good Food)を運営するイミディエイトメディア(Immediate Media)は、2022年9月に導入した動画戦略の成果として、動画による収益が前年比60%増加したと明らかにした。動画視聴数は152%増、総視聴時間も78%増となっており、特にグッドフードは2025年第1四半期に動画再生回数が約3倍に急増。SNSやYouTube、アプリを含めた全体のエンゲージメントは350万回を記録した。動画制作の内製化とスタッフのスキルアップが進んでおり、同社コンテンツスタッフの約80%が動画編集に対応可能だ。動画は短尺・中尺・長尺の3つのカテゴリーで戦略的に設計されており、YouTubeやアプリ課金など用途に応じてマネタイズ手法も使い分けているという(pressgazette.co.uk)。編集/坂本凪沙