<母親の職業がハズかしい!>食うため!生きるため!娘のため!覚悟を決め選んだ仕事【第4話まんが】



夫が亡くなったとき、私が漫画家を廃業して外に働きに行くという選択肢ももちろんありました。しかし、外で働くとなったとき、私には、万が一のとき頼れる人が近くにいません。
だから……私には、夫のような才能はなかったけれど、在宅でできる、得意な絵を描くことを仕事にすることにしたのです。


私には仕事を選んでいる余裕はなかったのです。その仕事のおかげで、なんとか生活できるくらいの収入を得られるようになった私でしたが、コハルにはこの事実を伝えることはできません。仕事部屋は、背後からパソコンの画面を見られないように、常にドアを向くような体制に机を配置。コハルが入ってきてパソコンを覗いたときは、細々と続けている別の雑誌のイラスト画面に切り替えたりして、なんとかいままで隠し通してきたのです。

コハルを立派に育てることができるなら、どんなことでもする覚悟でした。
コハルのために働く。自分のプライドとか、世間の目とかそんなものはどうでも良かったのです。
ただコハルが望む道を進むことができるようサポートをしてあげたい。
その一心で大人向けの漫画を描き続けていました。
コハルに嘘をつかなければいけないことについては、心が痛まなかったといえば嘘になります。
ただそれでもやらないといけないこと、それが私にとって「大人向けの漫画を描く」だったのです。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 編集・石井弥沙
