AIチャットボットのClaudeを開発するAnthropicが2025年4月10日に、これまで個人ユーザー向けに提供されてきた「Proプラン」のさらに1段階上である「Maxプラン」の提供開始を発表しました。MaxプランはProプランと比較して、Claudeの使用制限がかかる使用量が5〜20倍に増えており、日常的にClaudeを使い倒すヘビーユーザー向けのプランとなっています。

Claude's Max Plan: Expanded Access for Demanding Projects \ Anthropic

https://www.anthropic.com/news/max-plan



Anthropic steps up OpenAI competition with Max subscription for Claude

https://www.cnbc.com/2025/04/09/anthropic-steps-up-openai-competition-with-claude-max-subscription.html

AnthropicはMaxプランを発表した公式ページで、「最もアクティブなユーザーからの要望として多かったものは、Claudeへのアクセス拡大です」と語っています。AIチャットボットのClaudeは無料ユーザーでも使用できますが、無料ユーザーは1日の使用量上限が設定されており、ある程度の量を使用すると翌日まで使えなくなってしまいます。

月額17ドル(約2500円)で提供されているProプランのユーザーには、無料ユーザーより5倍多くの使用量が割り当てられており、利用制限のリセット期間も5時間と短くなっています。それでも一部のヘビーユーザーは、さらに多くの使用量を求めていたとのこと。

そこで今回Anthropicは、Proプランの上に位置するMaxプランの提供を開始しました。Maxプランには月額100ドル(約1万4600円)のコースと月額200ドル(約2万9300円)のコースが用意されており、100ドルのコースでは使用量の制限がProプランの5倍、200ドルのプランでは使用量制限がProプランの20倍となっています。



さらに、Proプランで提供されているプロジェクト機能やさまざまなモデルへのアクセス、複雑な問題解決のための拡張思考機能などに加え、Maxプランでは最先端の機能にいち早くアクセスすることも可能となっています。また、トラフィックの多い時間帯には優先アクセスが提供されるとのことです。

Anthropicは、「仕事のクオリティを上げて完了させるには長い会話が必要」「大量のドキュメントや複雑なデータを扱う」「現在の使用量制限の解除を待てない時がある」「1日中さまざまなタスクでClaudeを利用している」といった項目に当てはまる人は、Maxプランの加入に適していると説明しています。

Anthropicが提供しているClaudeの個人ユーザー向けプランは以下の通り。これら以外にも、チームや企業向けのプランやAPIなどが用意されています。



Anthropicの製品リーダーであるスコット・ホワイト氏によると、ClaudeのMaxプランには間もなく導入予定の「Claudeの音声モード」へのアクセスも含まれるとのこと。

海外メディアのCNBCに対してホワイト氏は、「Claudeを必要不可欠なものだと考えている人々が利用料制限に阻まれることがなくなり、できるだけ多くの問題を解決できるようにClaudeの使い方を拡大できるようになることに、私はわくわくしています」とコメントしました。