立体駐車場で愛車が「ボコボコ」に!? 「どうして…」無惨に破壊された「悲惨な事故」なぜ起きた? “うっかり”原因の「被害」は補償される? 取るべき行動とは!
駐車場で愛車がボコボコに…何があった!?
機械式立体駐車場を利用したところ、出庫時に愛車がボコボコに破壊されて返ってきた…そんな恐ろしい話があります。
もしもそんな状況に陥ってしまった場合、一体どう対処すれば良いのでしょうか。
その原因や取るべき行動、自動車保険で補償されるのかについて、解説します。

機械式立体駐車場でクルマが破壊されてしまう原因の多くは、クルマのサイズオーバーにあります。
【画像】「えっ! マジで!?」これが実際に起きた「立体駐車場でのボコボコ事故」です(15枚)
機械式立体駐車場では、駐車可能なクルマのサイズが決まっており、制限内容は全長/全幅/全高以外にも、左右のタイヤ間の距離、タイヤ後端から車体後部までの距離(いわゆる「リアオーバーハング」)、ミラーを畳んだ状態での最大幅など、駐車場によって様々。
そしてサイズオーバーしていても「入庫」自体はすんなりできる場合もあるので、気づかずにそのまま出かけてしまうケースもありえますが、駐車場内へとクルマが収納される際に回転したり上下に動いたりすると、内部で接触する危険性があるのです。
また、クルマのサイズは制限内だったとしても、サイドミラーやアンテナの格納し忘れでパーツが破損した例や、何らかの原因でスマートキーのリモコンが押されたり施錠し忘れによって電動テールゲートやスライドドアが開いてしまい、結果的にサイズオーバーの状態になって破損してしまう例も。
スタッフが常駐しているような駐車場であれば、サイズが適合しているかをチェックしてくれたり、機械操作を任せられるので、入庫前に問題に気づけるでしょう。
しかし、スタッフがおらずドライバー自身で操作しなければならない駐車場も多く存在し、そのような駐車場での事故事例は少なくないのです。
愛車がボコボコに壊れた際、真っ先にするべき行動は?
もし愛車がボコボコになって出てきた場合、まず取るべき行動は、スタッフがいる駐車場ではスタッフに、いない駐車場では管理会社に連絡すること。
多くの駐車場では非常時の連絡先が書かれており、たとえ駐車場設備に大きな被害が出ていなかったとしても、なんらかのトラブルを生じさせている可能性があるので、必ず早急に連絡を入れましょう。

次に気になるのが、このようなトラブルに自動車保険が適用されるのかという点でしょう。
まず駐車場に被害を与えてしまった場合は「対物賠償責任保険」が適用され、自分のクルマに傷やへこみがあった場合は「車両保険」が適用されます。
車両保険は、多くの保険会社で「一般補償型」と「エコノミー型(限定補償型)」の2種類が用意されていますが、機械式立体駐車場での自損事故でも補償されるのは、一般補償型のみ。
車両保険に加入している場合は、自動車保険の契約時にどちらかを選択しているはずですので、自動車保険証券の内容をしっかり確認しましょう。
なお、自動車保険では「等級制度」を導入しており、事故によって保険を使うと等級が下がるため、保険料が高くなります。
先述した対物賠償責任保険と車両保険のいずれか、または両方を使った場合、通常は「3等級ダウン事故」としてカウントされ、翌年度以降の3年間は保険料が高くなるシステムです。
被害の状況によっては修理費用よりも保険料のほうが高くつくケースもあるため、事故を起こした場合は保険会社または保険代理店に連絡し、保険料の試算をしてもらってください。
試算するだけでは保険を使うかどうかはまだ決まらないため、迷っている場合でも連絡だけは早めにすることをおすすめします。
